7月26日・27日に滋賀県彦根市の琵琶湖・松原湖岸で開催された『鳥人間コンテスト』がきょう3日、午後7時から読売テレビ・日本テレビ系で放送される。「空を飛びたい」という人間の根源的な夢に挑み続け、今年で47回目を迎える今回、MC矢部浩之羽鳥慎一に、佐々木希が加入。
Snow Manの阿部亮平、やす子、バッテリィズ(エース、寺家)、大沢あかね、アルコ&ピースの平子祐希が声を嗄(か)らして声援をおくった。このほど出演者から見どころコメントが到着した。

 同大会では、ルールが変更され競技としてよりダイナミックにアップデートされた「人力プロペラ機部門」に14チーム、学生強豪チームが熾烈な戦いを繰り広げる「滑空機部門」に17チームがエントリー。北海道大学や九州大学など、全国の都道府県から熱きバードマンたちが琵琶湖に集結し、熱い戦いを繰り広げた。

 人力で回すプロペラを動力とし飛行距離を競う「人力プロペラ機部門」。己の肉体と精神の限界に挑む過酷なこの競技。今大会はルールを変更し、3つのパイロンをめぐる通称「空のマラソンコース」という全長42.195キロの新コースに。複数チームが完全制覇した場合、タイムの早い方を優勝となるため、風の動きを読みながら3つの旋回ポイントをいかに効率よく回るかが勝利へのカギ。

 これまで旋回を達成したことのない『大阪公立大学 堺・風車の会』『大阪工大 人力飛行機プロジェクト』『大阪大学 飛行機制作研究会albatross』…旋回を達成し、“大阪三つどもえの戦い”を制したのは果たして。

 一切動力を使わずグライダーのように飛行機を飛ばして距離を競う「滑空機部門」。昨年、前人未到、645.15メートルの歴代最高記録をたたき出した、“鳥と呼ばれた男”レジェンド大木祥資が今年は不在。今年は強豪チームの多くに女性パイロットがそろい、全員でなんと7人。
絶対王者・大木が不出場の今大会、空席となった王座を狙う彼女たちの魂のフライトに、会場は大盛り上がり。まさかのフライトが続出し、歴史を塗り替える女性パイロットが誕生。その栄光をつかんだチームとは。

■大会終了後の出演者みどころコメント

佐々木:本当にいろんなドラマがあって、どれも感動して、たくさん泣いちゃいました。久しぶりにこんなに泣きました!

矢部:決して文句ではないけども、…ワイプがね、私の量減ったなと思ったんですよ。全部佐々木希で。いいんですよ!おじさんよりね、佐々木希の方がね、(画面が)きれい(笑)。

平子:(プラットホームからのリポートを担当して)チームの皆さんと距離が近いんで、生の熱量で、間近で見ることができたんですけども、もう青春と青春と、青春と青春と青春と喜怒哀楽と青春のごった煮ですわ!それを“刺身”でいただける距離で。編集なしの垂れ流しをそのまま東宝の映画館で流せるぐらいの迫力と感動が詰まってました!

やす子:(プラットホームからのリポートを担当して)はい~!楽しかったです~!涙だったり、笑顔だったり、喜怒哀楽がぐちゃぐちゃになった姿を目の前で見ることができて、すごくうれしかったですね~。あと、差し入れで頂いたキュウリもおいしかったです~!

阿部:人力プロペラ機部門は、旋回が一つの見どころになってるんじゃないでしょうか。(旋回は)大記録を目指している飛行機がぶち当たる関門。今年もいい旋回が見られました!

大沢:(大阪の3チームが活躍していることを受けて)私は大阪出身なんで、感動ですし、ちょっと推しを見つけちゃったんですよ。
告白もしましたから!とんでもないパイロットを見つけちゃいました。(矢部からの『そういうの言って旦那さんヤキモチ焼かない?』というコメントを受けて)焼いちゃうかも~!省吾ごめん!

阿部:体感ですけど、羽鳥さんが泣く回数も今年は多かったなと感じました。

矢部:あれもう羽鳥くんの技やな。チームの紹介せなあかんから、めちゃくちゃしゃべるんやけど、しゃべりながら泣いてるやん!泣いてたら普通、言葉詰まったりするけど、ウソ泣きちゃうの!?

羽鳥:いえいえ、年齢重ねて涙腺がぶっ壊れちゃって。気持ちはちゃんとしてるんですけど、涙腺が止まらないんです。

佐々木:私は秋田出身ということもあり、優勝候補の東北大学Windnautsを注目していました。ただ本当にすごいことが起きました。心臓が止まりそう…じゃない、1回止まりましたね。注目です。

矢部:滑空機部門は女性パイロットが活躍しましたね。大沢さんと佐々木さんと言っていたんですよ。ここ一番、女性は強いなってね。


佐々木:やっぱり感じましたよね。

大沢:逆境にも強いですし、芯の強さがすごくありました

やす子:プラットホームでとにかく一番熱かった瞬間は、東京都立大学MaPPLさんのフライト前ですね。あの瞬間のプラットホーム全体の緊張感が、鳥人間コンテストの中で一番すごかったと思いました。誰も言葉も発しなくなって、一つもボケが浮かばなかったです!あと、感想を聞くと、意外と男性パイロットさんより、女性パイロットさんの方が『楽しみます』って人が多かったですね。明るい気持ちで挑んでいる人が多かったですよね~。

エース:僕は、(ネタバレになるんで)ホンマに言えないことばっかりでアレなんですけど……。その、ねー……、ほんまだから……、あーなんやバトル……言えへん、ホンマに!

全員:(笑)

エース:女性のね、僅差の戦いがね。あと、(点数発表する)アナウンサーさんもよかったですしね。

矢部:エースの引っかかるとこがちょっと分からなくて。アナウンスの方が記録を発表するんですけど、すごい記録が出た時に、『すばらしい記録が出ました』って枕言葉をつけたんですね。エースはそれに引っかかって、ぼそっと『そんなこと言うてええの!?』って。あおりやん(笑)

エース:もうちょっと楽しましてほしいなと思って(笑)

寺家:僕は年配の方もチャレンジしてて、アラカンなんてあんま聞いたことない、還暦前の女性がいるところにびっくりしましたね。


矢部:年齢、サバ読んでましたもんね(笑)
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