俳優の柴咲コウが、11月19日午後10時から配信されるABEMAオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』(全6話無料配信)で5年ぶりにドラマ主演することが決定した。柴咲演じる芸能事務所社長が、川口春奈演じる週刊誌記者とスキャンダルが世に出るまでの禁断の攻防戦を巻き起こすサスペンスストーリーとなる。

 誰しもどこか気になってしまう芸能界のスキャンダル。しかし、その裏側では、いったいどんな人たちの、どんなドラマが隠されているのか…。今作は、一見華やかにみえる芸能界の裏側を舞台に、いまだかつて描かれることのなかったスキャンダルの裏側、そして芸能界の深い闇へと切り込んでいく。

 柴咲が演じるのは、突如週刊誌より所属俳優のスキャンダル記事掲載の告知を受け奔走する芸能事務所社長・井岡咲。また今作で柴咲と初共演となる川口は、柴咲演じる咲にスキャンダル記事を突き付けた芸能週刊誌記者・平田奏を演じる。記事が出るまで、あと72時間。スキャンダルの水面下で巻き起こる、事務所と週刊誌の熾烈(しれつ)な争いの行方は…。

 企画およびプロデュースは『水球ヤンキース』『恋仲』『好きな人がいること』『刑事ゆがみ』『グッド・ドクター』を手掛けた藤野良太氏。ABEMAオリジナルドラマでも、『17.3 about a sex』『30までにとうるさくて』など、その時代時代における世の中の関心事をテーマに作品を生み出し続けている。

■キャストコメント

▼柴咲コウ

――本作出演について

自分自身が芸能活動を20年以上してきて、私自身が身を置いている居場所のひとつでもある世界の描写なので、この世界にまったく縁のない方々にもこういう世界があるんだよ、というのを伝えられるいい機会かなと思い出演を決めました。

――初共演となる川口春奈さんについて

「なるほど、愛されている人だな」というのがわかるような、すごく気さくでありながら、共演者や作り手の要望に瞬時にこたえる瞬発力もあり、細かいことは気にしないという男前な一面もあり、すごくやりやすかったです。キャラクター同士はバチバチと攻防するような感じだったのですが、プライベートな時間ではきゃぴきゃぴしながら自然体でいられて楽しかったです。

▼川口春奈

――本作出演について

スリルのある脚本というか、新しいジャンルの作品だなと思いました。今までにはないような自分自身が表現できるんじゃないかなという風に思い、脚本もすごく楽しく読ませていただきました。

――初共演となる柴咲コウさんについて

物心ついた頃からずっとテレビでみていた大先輩なので、柴咲さんとご一緒できると決まった日から緊張とともに身が引き締まる思いだったんですが、すごくかわいがってくださって。現場では、キャラクター的にも対峙しているシーンが多いのですがいろいろ教えてくださって、とてもありがたかったです。

■スタッフコメント

▼企画・プロデュース:藤野良太

脚本を開発している過程で、「世界を情報で氾濫(はんらん)させたら、真実は必ず誤情報に敗れる」という言葉に出会いました。何が真実なのかますます不透明になっていく時代において、これこそが本作で描くべきテーマだと思い至りました。柴咲さんと川口さんに演じていただく咲と奏は、ひとつのスキャンダルをきっかけに出会い、立場の違いから激しく争いますが、やがて「手繰り寄せた“真実“は、本当に真実なのか?」と同じような葛藤に直面することになります。彼女たちの物語を通じて、自分の生きている世界について考えてみるきっかけとなれば幸いです。柴咲さん、川口さんの初共演作『スキャンダルイブ』。ぜひ楽しんでいただければと思います。

■あらすじ

大手事務所から独立して4年、看板俳優Fを悲願の地上波ドラマ主演にこぎつけた事務所“Rafale”の代表・井岡咲。そんな矢先、井岡の耳に飛び込んできたのは、その看板俳優Fの「“不倫スキャンダル”が掲載される」という週刊誌からの告知であった。

記事の執筆者は平田奏。数多の芸能人のスキャンダルを白日の下にさらしてきたあの週刊文潮の記者である。

記事発売まで、あと72時間。
スキャンダルの掲載を巡り、事務所と週刊誌の熾烈な争いが火蓋を切る。
そして、スキャンダルの裏側に隠された新事実は、彼らをより芸能界の深い闇へと引きずり込んでいく――。

誰かの思惑一つで姿を変える事実、そして次々と明らかになっていく新たな真実。
芸能スキャンダルの裏側でとどろく思惑は彼女らを一体どこへ導いていくのか。

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