原作は、日生マユ氏の同名漫画(講談社『BE・LOVE』所載)。
スペシャルドラマで牧野が向き合うのは、これまでの小学校の児童だけではなく、彼らが進学した中学校、そして病院にいる子どもたちとなる。中学校という新しい環境になじめずにいた藤野一希は、父親が突然新しい母と妹を連れてきたこともあり、家庭での居場所も失っていた。
一方、心臓病の手術を無事に終えた冴島直明は2年生に進級し、「牧野先生みたいなお医者さんになる」と語るが、新たな不安も抱える。そんな中、病院にいる牧野のもとに、病気が再発し、生きる意味を見出せなくなった少女がやってくる。
大谷と平は藤野一希の両親・剛毅と伽耶を演じる。大谷は役柄について「不器用で少し配慮の足りない男でしたね(笑)」と振り返りつつ、「家族の在り方や繋がりの大切さを改めて感じたし、何より息子との難しい関係性を芝居で存分に楽しませてもらいました」と語った。
平は12年ぶりのドラマ出演。「実際に4人の幼い子どもと毎日過ごす中、不器用な私は台詞覚えやお芝居をするということの難しさに、不安で仕方ありませんでした」と明かしながらも、「どのスタッフさんも優しく声をかけてくださり、一気に不安がなくなりました!」と充実した撮影現場の様子を伝えた。
このほか、内田は患者の母・神谷瑠美を、永田はその夫・近藤亮を、金井は教師・篠谷(森川葵)が担任する生徒の母・小笠原友美を、石野は院内学級の教師・桐原を演じる。
■大谷亮平&平愛梨コメント
【大谷亮平】
今回演じた役は不器用で少し配慮の足りない男でしたね(笑)。
それ故に息子に辛い思いをさせ心苦しい瞬間も多々ありましたが、このドラマを通して家族の在り方や繋がりの大切さを改めて感じたし、何より息子との難しい関係性を芝居で存分に楽しませてもらいました。
心温まる素敵な作品ですので、是非沢山の方に見て頂ければ嬉しいです。
【平愛梨】
長く女優業をやっていない私にお話をいただき、大変恐縮です。
実際に4男児の幼い子達と毎日過ごす中、不器用な私は台詞覚えやお芝居をするということの難しさに不安で仕方ありませんでした。
ですが12年ぶりのドラマ現場はセットに入ると自然と感情移入し、本当に苦しくて涙が止まらなくなってしまうこともありましたが、どのスタッフさんも優しく声をかけてくださり、一気に不安がなくなりました!
“諦めないで向き合うことの大切さ” 必ず気持ちは伝わるということを伝えたいです。
私の演技は…お手柔らかに…よろしくお願いします…!!