東京でのライブは2年ぶりで、「この日のために先月8日に大宮八幡宮(東京・杉並区)でライブの成功祈願をさせていただきました。
今年は“昭和100年”にあたることから、昭和の時代にヒットした名曲ばかりを集めたカバー曲で構成。しかも昭和でよく見られた“歌謡ショー”という形式でのステージを踏襲して、司会者、漫才、そしてバンドが出演するというこだわり抜いた内容となった
バンドマスター&編曲&ベース・周防泰臣、ギター・石川恭平、ドラムス・永浜良邦、バイオリン・越川歩、サックス・高橋美希、キーボード・宮澤由衣の6人編成のバンド(葉月もフルートで参加)が演奏を務め、司会を平尾博幸、漫才をお笑いコンビのおせつときょうたが担当した。
約100人のファンが詰めかける中、最初に漫才コーナーがあり、おせつときょうたが、ネタで客席を笑わせたあと、主役の葉月が登場。松田聖子の「夏の扉」でオープニングの幕を開け、ポップス系歌謡曲から中村晃子の「虹色の湖」、石川ひとみの「まちぶせ」、アニメソングから井上あずみの「君をのせて」、前野曜子の「コブラ」(アニメ主題歌『コブラ』のカバー曲で、葉月が世界戦略曲第6弾としてリリース)、そして「手のひらに太陽を」、自身が好きな演歌・歌謡曲ヒットから大津美子の「銀座の蝶」、八代亜紀の「もう一度逢いたい」、作詞家・作曲家のコンビが生んだ名曲からテレサ・テンの「つぐない」、中島みゆきの「雪」、そしてアンコールで世界戦略曲第7弾の最新曲「バラの香水」、葵司朗とのデュエット曲「恋は素敵なショータイム」など全25曲を熱唱した。
また、プライベートで葉月のライブを客席で見ていたテノール歌手・秋川雅史がサプライズでステージに上がり、「今日は、注目の歌手がいると聞いたので見に来ました。噂通り注目の歌手で、本当に素晴らしかった。よかった。絶対、紅白出るわ」と絶賛。その褒め言葉に葉月も「うわぁ、うれしい! ありがとうございます」と大感激。
葉月は「私自身がいままで歌ったことのないカバー曲ばかりでしたのですごく新鮮だなと思った反面、不安とプレッシャーがありました。でも今日は、お客さまが最後まで楽しそうに聴いてくださったのでうれしかったです。それに、秋川雅史さんが見に来てくださって、もう感激もひとしおです」と笑顔で話した。