冒頭、RYUICHIは「奇跡の人は必ず戻って来る」と祈るように記し、「羽ばたく事の出来なかった僕を 眩しい笑顔で支えてくれた」と、かつて自身が苦しんでいた時期に真矢から受けた支えを振り返った。
印象的なのは、「声を失いかけていた僕を その痛みをのり越える為…光を灯してくれた」という一文。ボーカリストとしてのRYUICHIが苦しんでいたとき、真矢の存在は暗闇を照らす“光”だったと表現している。この言葉からは、バンドという枠を超えた絆の深さが伝わってくる
RYUICHIは「本当は僕がもっと支えられたら良かった」と素直な思いをつづりながらも、「不安や迷いが真実をどんなに歪めようとも、僕らは未来にある真実をしっかり掴むことができた」と、LUNA SEAとしての軌跡を振り返った。
「5人でステージに立つ時は必ず真矢くんのカウントから始まり、LIVEが終われば真実の希望が5人を包んでいた」とつづるRYUICHIは、「今度は我々が皆んなで光を真矢くんに届ける時」「不死鳥の帰還を待っています」と締めくくり、真矢の復帰を信じ、エールを送り続ける決意を見せた。
真矢は、2020年に大腸がんステージ4を患っていたことに加え、最近になって脳腫瘍と診断されたことを公表。メンバー全員がそれぞれの言葉で帰還への想いを寄せ続けている。