ABEMAオリジナル番組『ドーピングトーキング』(毎週土曜 後10:00※全8回)の「#5」が27日に放送された。お見送り芸人しんいちが、催眠術セミナーを調査した。


 同番組は「日常では絶対に行くことがない場所」や「絶対に交わらない人」のもとへ向かい、刺激的でスリリングな体験をしてきた芸人たちが、ユーモアを交えつつ珠玉のエピソードトークを披露するトークバラエティ。本番組で披露するエピソードトークは、“ドーピングトーキングのためだけ”に用意した、すべて初おろしのトークとなる。霜降り明星・粗品が、芸人たちの刺激的な体験談に耳を傾ける。27日の放送には、しんいち、徳井健太(平成ノブシコブシ)、友田オレ、堀内健ネプチューン)、吉村崇(平成ノブシコブシ)らが参加した。

 しんいちは、高額な“催眠術セミナー”を受講した。もともと催眠術に興味があったとしつつ、受講決意の決め手は「合コンで使いたい」という不純な動機だったと本心を吐露。スタジオからツッコミが殺到するなか、そのセミナーの実態を話す。

 セミナー会場は雑居ビルの狭い一室。「スマホ・録音NG」「持ち物はペンとノートのみ」という厳しい条件下で、1対1のマンツーマンで講義がスタートした。テーブルに置かれたマニュアルには「プロの催眠術師を“演じろ”」という1行があり、「自分は催眠術ができる」「プロの催眠術師だ」と演じることで、催眠をかける対象に催眠がかけやすくなると語った。

 催眠術のレベルは「手が開かない」「水が甘くなる」などさまざまあるなか、最終的には「レベル3まで習得した」と言い放つしんいち。しかし「疑いの目がある限り、催眠術は成立しない。
だからこの場ではできない」と話し、スタジオには真偽を疑う声が飛び交った。その後、粗品の提案により、しんいちの腕前を確かめることに。紅しょうが・熊元プロレスを相手に“手がくっつく催眠”をかけ始めるしんいちだが、なかなかくっつく気配のない手に、スタジオからヤジが飛び交い、結局そのまま催眠術は不発で終了。「催眠術を習得した」と言い張るしんいちへの疑いは晴れず、「ヤジで全部散った!もう最悪!」と悔しさを爆発させるしんいちに、スタジオ大爆笑のなかドーピングトークは幕を閉じた。
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