同番組は「日常では絶対に行くことがない場所」や「絶対に交わらない人」のもとへ向かい、刺激的でスリリングな体験をしてきた芸人たちが、ユーモアを交えつつ珠玉のエピソードトークを披露するトークバラエティ。本番組で披露するエピソードトークは、“ドーピングトーキングのためだけ”に用意した、すべて初おろしのトークとなる。霜降り明星・粗品が、芸人たちの刺激的な体験談に耳を傾ける。27日の放送には、お見送り芸人しんいち、徳井健太(平成ノブシコブシ)、友田、堀内健(ネプチューン)、吉村崇(平成ノブシコブシ)らが参加した。
早稲田大卒・文化人類学専攻の経歴を持つ友田は、かねてから気になっていたという、香港の雑居ビル「チョンキンマンション」へ。薬物売買や暴行事件が多発し、かつて“悪の巣窟”と呼ばれていたという「チョンキンマンション」の現在に迫った。
現地を訪れると、高級ホテルが並ぶ一等地の中に、異様な存在感でぽつんとビルが建っていたという友田。1、2階は商店街、3階以上はバックパッカーたちが泊まるゲストハウスという独特の作りになっており、現地のカレー屋の店主に現在の治安について尋ねると、「今はすごく良くなっている」という回答があったと話し、友田も膨大な数の監視カメラを確認したことを語る。
しかし、一方で根深い衛生問題は残っており、実際「うちは清潔です!」と証明書を提示してくれたカレー屋にも、取材中“真っ黒でびしょびしょのネズミ”が走り抜けていったと話し、スタジオも騒然とする。