新曲「KISS」は、“秘密”と“本音”をテーマに、恋のスリルと欲望を描いたミステリアスなラブソング。影山はレコーディングについて「空間を意識しました」と回想。「IMP.の楽曲は強めな曲が多かったので、熱量をぶつけ、声を当てにいっていたのですが、今回は大人な恋のセクシーな雰囲気もある楽曲なので、ささやく雰囲気でレコーディングしました。距離感をイメージして大事にして歌いました」と明かした。
鈴木も「新も一緒だと思いますが、サビのパートは耳元でささやかれているような距離感をイメージしながらレコーディングしました」とコメント。同シーンについて横原は「新とがちゃん(鈴木)のサビのところは、声の質感が今までの2人では聞いたことがない感じ。大人なIMP.を見せるのにぴったりな人選とパートになったので、見ていただきたいですね」と絶賛。メンバーも「あそこ、めっちゃいい」と口をそろえ、鈴木は「ほめられた~」と照れ笑いを浮かべていた。
一方、先日公開されたMV撮影では“事件”が起こったという。基が「出来事で言うと、奏」と話を振ると、松井は「僕の私物がなくなりました」と告白。「朝、衣装に着替える時、スタジオで脱いで、そこから20時間くらい撮影をして、帰りに靴を履こうと思ったらなかったです」と振り返った。驚くメンバーに「そんなことある?」とツッコまれる中、松井は「犯人は、僕です」と自白。
“事件”はあったものの、撮影は充実した時間となったようだ。佐藤は「CGが多く、『このタイミングでこのリアクションをしてください』というのが、ほぼ初めてに近く、新鮮で楽しかったです」と声を弾ませ、一同も共感。中でも影山の撮影は特に大変だったという。影山は「バスがないのに『バスを握ってください』という指示があって、想像力を働かせました。また、バスが急発進するので体がブーンとなってしまうところも、いざやってみると、バスの外から窓をのぞく形で撮っているので、しっかり見える角度に一発でいかなきゃいけないのは難しかったです。『これだと、鈴木さんの手が椿さんの顔に』という感じで大変でしたが、完成を見たら楽しかったです」と達成感をにじませた。
さらに、基もMVの見どころを紹介。「MVはダークヒーローが裏テーマになっています。僕たちが扮(ふん)するダークヒーローが、屋上でおのおのが思うヒーローポーズをアドリブでしています。一度は誰もが憧れるヒーローの決めポーズをちょうど絶妙な場面でやっているので、よく見ると恥ずかしいところもあるかもしれないのですが、注目してください」と呼びかけた。
そんな“大人なIMP.”を堪能できる「KISS」を収録した2ndアルバム『MAGenter』は、12月15日にリリースされる。本作について椿は「今まではダンスチューンが多い印象だったと思いますが、今回はR&Bジャンルや、一人ひとりにフィーチャーしている楽曲もあります。キャラに合った采配をされているメンバーもいれば、『この人はこういう楽曲で、こういう声を出すんだ』というギャップがあるメンバーもいます」と紹介。「『ライブでどういう演出になるんだろう』って想像がふくらむと思いますし、挑戦的なアルバムにはなっていると思います。より大人な1枚になっていると思います」と期待を語った。
オリコンニュースでは、2ndアルバムの聴きどころや制作秘話、メンバーが1年を振り返った【インタビュー後編】をリリース日(12月15日)に掲載予定。


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