GLAYがきょう3日、63枚目となるニューシングル「Dead Or Alive」をリリースした。昨年から今年にかけて展開したデビュー30周年イヤーを経て、約半年間の充電期間を挟んだ同作は、31年目の活動を力強く告げるロックチューンとなっている。


 楽曲は、Netflixで独占配信中のアニメ『終末のワルキューレIII』のタイアップ曲。TAKUROが「GLAYでシンプルにロックをやりたい」という想いを出発点に制作が始まり、HISASHIによる鋭いアレンジが加わった一曲となっている。作品の世界観が歌詞に巧みに織り込まれており、GLAYらしいロックサウンドと物語性が融合した仕上がりだ。

 リリースにともなって公開されたアーティスト写真に加え、今夜8時より公式YouTubeチャンネルでプレミア公開されるミュージックビデオも、全編ニューヨークで撮影された。監督を務めたのはPIERCE GABRIEL氏。ロンドンやロサンゼルスの屋上で撮影されたビートルズU2の名演にインスピレーションを受け、同作にもロックの歴史へのさりげないオマージュが込められている。

 キャスティングには、監督の友人や妻に加え、撮影当日に出会ったニューヨーク大学のファッション学生たちも参加。多様な背景を持つ人々が自然に集まり、現地の空気感を活かしたリアルな映像に仕上がった。

 さらに10日には、デビュー30周年記念のドームライブを収録した映像作品『GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE』も発売予定。31年目の始動を告げる新曲「Dead Or Alive」、そして節目の集大成としてのライブ映像作品で、GLAYの“今”を体感できる。
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