CARAT(ファンネーム)の期待が高まるなか、JUN(ジュン)とMINGYU(ミンギュ)がスポーツカーを運転して登場。ほかのメンバーもさまざまな場所から登場し、大歓声が広がった。
幕開けを飾ったのは「HBD」。SEVENTEENの10周年を祝福するポップで明るいダンスナンバーで、会場全体が幸福感に包まれた。続く「THUNDER」では、「ALO ALO」というキャッチーなかけ声をCARATと交わし合い、一気にSEVENTEENのステージへと引き込んだ。
この日の公演では、「Rock with you」「ひとりじゃない」をはじめとする、グループとしての圧巻のステージはもちろん、メンバーそれぞれが個性を存分に発揮するソロパフォーマンスも披露。歌唱・ダンス・演出すべてにおいて一切の妥協がなく、誰ひとり欠けることなく10年を重ねてきたSEVENTEENだからこそ成立する、唯一無二のステージが続いた。グループの歴史と絆を刻む公演となった。
MCでは、統括リーダーのS.COUPS(エクスプス)が「(メンバーの兵役が終わって)13人また集まったら日産(スタジアム)に行かないとね!」と約束する場面も。「もっと大きい国立競技場も!」とさらなる飛躍を誓った。
また、アンコールでは、MINGYU(ミンギュ)も「皆さんのおかげで本当に幸せでした」と公演を振り返り、「ライブ中、今いないメンバーに会いたかったですか?皆さんも会いたいでしょ?何年ぐらいかわからないけど、待ってください」と、お願い。会場を見渡し、「今も本当に大きいです。
同ツアーは、9月の韓国・仁川公演を皮切りに、北米、アジアを巡る公演の日本公演。愛知・バンテリンドーム ナゴヤ、京セラドーム大阪、東京ドームに続き、20日、21日には、みずほPayPayドーム福岡で公演を行う。
ツアータイトルの[NEW_]は、SEVENTEENが新たな挑戦を繰り広げることを暗示する言葉。「新しい」を意味する「NEW」の後に空白(_)を置くことで、無限の可能性を表現している。ポスターに描かれたメンバーたちが自由に広がる道を歩く姿もSEVENTEENが新たな旅路を始めることを予感させている。


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