ディズニーピクサーの大ヒットシリーズ最新作『トイ・ストーリー5』の日本公開日が、7月3日に決定した。あわせて、ウッディとバズの再会を描いた最新予告映像とUS版ポスタービジュアルが全世界で解禁され、テクノロジー時代を舞台にした新たな物語の一端が明らかになった。

 1995年に日本公開された第1作『トイ・ストーリー』から30年。人とおもちゃの絆を描き続けてきた本シリーズは、時代の変化とともに新たなテーマへと踏み込む。最新作では、子どもたちの生活に深く浸透した電子機器が、おもちゃたちの存在意義を揺るがす脅威として描かれる。

 予告映像では、華やかなウェディング姿のフォーキーとカレン・ビバリーに、ジェシー、ブルズアイ、レックス、そしてバズ・ライトイヤーらおなじみの顔ぶれを並べ、大好きなおもちゃたちと夢中になって遊んでいるボニーの姿から始まる。

 しかし、彼女のもとに最新の電子タブレット、リリーパッドがやって来たことでその日常は一変。周りの友達みんなが手にしているタブレットをもらったボニーは、時間を忘れるほどに夢中になっていく。

 多彩な機能でおもちゃたち以上にボニーを虜(とりこ)にする最新テクノロジーを前に「今って、おもちゃはもう必要とされていないの?」「私たちの居場所が無くなっちゃう…」と不安を漏らすジェシー。そんなジェシーからのSOSを聞きウッディがボニーの家へ戻ってくる。

 ポンチョを身にまとったニュールックで颯爽と登場したウッディを「久しぶりだな、カウボーイ」とバズが迎え、熱い握手と抱擁で再会を果たす2人。そんな感動の再会を横目にリリーパッドからは塗料が取れて薄くなってしまった髪の毛を揶揄(やゆ)され「おじいちゃんが何の用?」と手痛い歓迎を浴びせられてしまう。

 「これからは私たちの時代なの。じゃあね、おもちゃさん!」と高らかに宣言するリリーパッドに戦々恐々するおもちゃたち。シリーズを彩り続ける名曲「君はともだち」に乗せて、必死にリリーパッドに抗おうとするウッディとバズや、援軍として駆けつけたたくさんの“バズ・ライトイヤーたち”、そして本作から登場する新たなキャラクターたちの姿も収められており、従来のおもちゃと最新テクノロジーとの一筋縄ではいかない攻防戦を予感させる。

 映像のラストには30年前に日本公開された『トイ・ストーリー』のクライマックスで描かれた印象的なシーンを思い起こさせるような、走り出す車に果敢にしがみつくウッディ(声:唐沢寿明)とバズ(声:所ジョージ)の変わらないやり取りが収められており、久々に帰って来たこの名コンビの活躍に胸が高鳴る締めくくりとなっている。

 あわせて解禁されたUS版ポスターでも、不敵な笑みを浮かべるリリーパッドの背後で、ウッディやバズたちが緊張した表情を見せており、おもちゃたちの未来に暗雲が立ち込めていることを予感させるビジュアルとなっている。

 本作で監督・脚本を務めるのは、第1作からシリーズに関わり続けてきたアンドリュー・スタントン。スタントンは「おもちゃたちはとても大変な状況に直面することになります。今の子どもたちは電子機器に夢中。おもちゃはかないません。テクノロジーがどこにでもある今の時代、おもちゃには、携帯、タブレットなど、強力なライバルがいるのです」と語り、現代ならではのテーマを描く意欲を明かす。

 さらに、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるピート・ドクターも、本作のテーマを「トイ・ミーツ・テクノロジー(Toy Meets Tech)」と説明し、「いまウッディはボーと一緒に迷子のおもちゃたちを助けるために働いているし、バズとジェシーはボニーの部屋のリーダーで彼らは別々の所にいる。でもリリーパッドの登場で“本当に子どもに必要な事”について、おもちゃたちは対立するんだ。ウッディは助けを求められて戻ってくるんだけど、ウッディとバズは意見がいつも合うわけじゃない。これ以上ネタバレしたくないから、ここからの展開は言わないでおくね!」と、“本当に子どもに必要なものとは何か”を問い直す物語になることを示唆している。

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