俳優の寿美花代さんが3日午前4時43分、老衰のため死去した。94歳だった。
東宝芸能が6日、発表した。息子は次男が髙嶋政宏(60)、三男が政伸(59)。

 発表では「弊社所属俳優 寿美花代 は、老衰のため、8月3日(月)午前4時43分に永眠いたしました。(享年94歳)ここに心から哀悼の意を表すとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と発表した。

 6日に家族のみで密葬を執り行った。お別れ会などの開催は予定していない。

 政宏と政伸はコメントを発表。政宏は「最期には立ち会えませんでしたが、ここ数年は誤嚥性肺炎で入退院を繰り返し、数日前、会いに行った時も嚥下がほぼ出来ない状況で苦しがるのと、その痰が何かのタイミングで流れると安らかに眠りにつく、の繰り返しだったので、もちろん悲しいんですけど、今は楽になって、ゆっくり休んでいるんだろうなと言う安堵の気持ちでいっぱいです。入院中、ときおり病院の方たちがびっくりするほどの声量で喋ってたようでやっぱり鍛え方が違うと話題になってたほどでした。最期の最期まで大女優 寿美花代だった母でした」と伝えた。

 政伸は「父と共に大好きだったフリオの歌声のなか、母は子供と孫に囲まれながら、最期まで美しく凛とした表情のまま、眠るように旅立ちました。いつもユーモアを忘れない明るく優しい母でした。
これまで、応援してくださった皆様に心より御礼申し上げます」と結んだ。

 寿美さんは1932年2月6日生まれ、兵庫県出身。1948年、宝塚歌劇団に入団。『春のをどり』で初舞台を踏む。星組の男役トップスターとして活躍。63年退団。同年、俳優の高島忠夫さんと結婚。71年の夫婦で司会を務めた料理番組『ごちそうさま』は26年も続く人気番組となった。次男・政宏、三男・政伸はともに俳優。
編集部おすすめ