ザ・ウィークエンドが、7年ぶりとなる来日公演(9月19日、20日/埼玉・ベルーナドーム)を記念した日本独自企画盤『AFTER HOURS TIL DAWN COLLECTION』を9月11日に発売することが決定した。日本を代表する世界的アーティスト・天野喜孝が、コレクション全4作品のアートワークを手がける。


 同作は、2022年から現在まで続く『AFTER HOURS TIL DAWN TOUR』の世界観を形作る『AFTER HOURS』『DAWN FM』『THE IDOL』『HURRY UP TOMORROW』の4作品を、日本独自企画による特別アートワークとともに届ける来日記念コレクション。各作品には、こだわりの曲順構成が採用される。

 さらにボーナストラックとして、「Society」「Closing Night(プロデュース:Swedish House Mafia)」、「In Heaven (Live)」のほか、亜蘭知子を迎えた「Out Of Time」の新バージョンを収録する。

 全4作品のアートワークを担当した天野は、『ファイナルファンタジー』シリーズなどで知られる世界的アーティスト。ザ・ウィークエンドが音楽を通して描いてきた物語と、天野の幻想的な世界観を融合させ、本コレクションのためだけのビジュアルが制作された。

 ザ・ウィークエンドは天野について「僕が10代の頃からずっと大きな影響を受けてきたアーティスト」と明かし、「『ファイナルファンタジー』や『吸血鬼ハンターD』、そして何より『天使のたまご』での彼の作品は、僕のアニメや映画に対する見方を、そして音楽の聴き方さえも大きく変えてくれました」とコメント。自画像をプレゼントされたことをきっかけに始まった友情が、今回のコラボレーションにつながったという。

 天野も、ザ・ウィークエンドと約10年越しに対面した際、「僕の過去の古い作品から最新作まで様々な作品を凄くよく見てくれていたことに驚きました」と振り返った。今回のアートワークでは、ザ・ウィークエンドの音楽が持つ「美しいけれど、どこか不穏」という感覚を幻想的な世界として表現。新たに描いた原画の一つには、時間の経過とともに黒く変化していく銀箔も使用しているという。

 また、『DAWN FM』に収録された「Out Of Time」の新バージョン「Out Of Time (with 亜蘭知子)」が、8月28日にデジタル配信されることも決定した。

 「Out Of Time」は、亜蘭が1983年に発表した楽曲「Midnight Pretenders」をサンプリングした楽曲。
ザ・ウィークエンドがプライベートで来日した際に亜蘭とスタジオで再会し、時を超えてつながっていた両者が実際に同じスタジオで「Out Of Time (with 亜蘭知子)」を制作した。

 ザ・ウィークエンドは「この曲は、僕がこれまでに書いた楽曲の中でも特にお気に入りの1曲であり、彼女の魔法がなければ生まれることのなかった作品です」とコメントしている。

 亜蘭は「40年の時を超えて『Midnight Pretenders』の物語が『Out of Time』につながっていると思うと本当に感無量でした」と思いを明かし、「私に対するリスペクトと感謝の気持ちは本当にこちらが恐縮してしまうほどで、アーティストとして決して成功したとは言えなかった私にとって青天の霹靂でした。誰かにこのような影響を与えていたとは夢にも思いませんでした。こんなに褒めてもらったのは本当に人生で初めてで(笑)、こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしている。

 来日を記念し、東京・UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKUでは、9月11日から21日まで『AFTER HOURS TIL DAWN TOKYO POP UP STORE』を開催する。

 3フロアにわたるポップアップストアでは、ツアーグッズや限定コラボレーションアイテム、アパレルなどを展開。『AFTER HOURS TIL DAWN COLLECTION』のほか、これまでのアルバム作品を日本限定の帯付きツアー・エディションとしてLPで販売する。CDコレクションおよびLPは、全国のCDショップやオンラインストアでも購入できる。
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