顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEは、9月1日の「防災の日」に合わせて、「2026年 火災保険ランキング」の2026年調査対象者2,656人に聞いた「火災保険」の利用実態データを発表。調査では、火災保険の契約ルートや契約期間、保険料の支払方法と金額のほか、火災保険、地震保険の補償内容、築年数別の地震保険の補償状況について聞いている。


■火災保険の契約ルート、対面が5割超え、インターネットでの契約が約3割に

 「契約している火災保険の契約ルート」では、契約した不動産会社や代理店、自宅訪問、保険相談ショップや銀行窓口などの「対面相談で契約した」が最多の52.8%と5割を超え、次いで「インターネットで契約した」の27.3%、「郵送で契約した」(8.1%)、「電話で契約した」(5.3%)の順となった。

 対面で契約した利用者からは、「対面で疑問点を聞きながら契約できてよかった(60代以上・女性)」、「営業が対面で商品の説明をしてくれた(40代・男性)」、「対面で更新手続きや契約ができ、質問もできる(60代・男性)」といった声が寄せられている。

 また、インターネット契約も約3割の27.3%となっており、「同じ補償なら対面型よりもネットの方が安くなる(60代以上・男性)」、「保険料も安く、手続きもネットで出来るので簡単(50代・女性)」、「ネットで簡単に申し込み手続きができた(30代・女性)」など、簡単さや保険料の安さに関する声が多くあった。

■加入している火災・地震保険の補償内容、「建物」は火災保険で9割超え、地震保険で8割超えが補償範囲内、「家財」はいずれも建物を下回る

 「加入している火災保険・地震保険の補償内容」では、火災保険、地震保険ともに「建物の保険」がそれぞれ97.1%、82.0%と最も高く、「家財の保険」はそれぞれ85.8%、72.0%となった。

 建物と家財を比較すると、火災保険では11.3pt、地震保険では10.0ptの差があり、いずれも「建物の保険」が「家財の保険」を上回っている。

 一方、「補償範囲外」と回答した割合は、火災保険の「建物の保険」が2.9%、「家財の保険」が14.2%、地震保険の「建物の保険」が18.0%、「家財の保険」が28.0%で、地震保険の約3割が「家財の保険」を「補償範囲外」としていることがわかった。

■築年数別での地震保険の補償状況、築10年未満は「建物」9割超え、「家財」が8割超え、築10年以上より補償範囲内の割合が高い傾向

 「地震保険の補償状況」を住宅の築年数別でみると、「建物の保険」では「5年~10年未満」が92.2%で最も高く、次いで「1年未満」が90.9%、「1年~5年未満」が90.7%となり、築10年未満ではいずれも9割を超えた。

 一方、築10年以上では、「15年~20年未満」が86.2%、「10年~15年未満」が84.8%、「20年~25年未満」が80.2%の順となり、「25年~30年未満」は73.2%と、築年数区分別では最も低い結果となった。

 続いて「家財の保険」では、「1年~5年未満」が86.1%で最も高く、次いで「1年未満」が83.5%、「5年~10年未満」が83.1%となり、築10年未満ではいずれも8割を超えた。一方、「25年~30年未満」は59.6%と唯一6割を下回っている。

 全体として、築10年未満は「建物の保険」が9割超え、「家財の保険」が8割超えとなっているのに対し、築10年以上の各区分は、築10年未満の各区分よりも低い割合となっている。

 また、すべての築年数区分で「建物の保険」が「家財の保険」を上回っており、「25年~30年未満」では建物73.2%、家財59.6%と最大13.6ptの差がみられた。


■火災保険の契約期間、現行の最長期間「5年契約」が68.7%で最多、約7割を占める結果に

 「契約している火災保険の期間」では、「5年契約」が68.7%で最も多く、全体の約7割を占めた。次いで「1年契約」が12.4%、「10年契約」が8.5%、「3年契約」が6.2%、「2年契約」が2.7%の順となった。

 火災保険は2022年10月以降、契約期間が最長5年となっており、火災保険の契約は、現行の最長期間を選択している人が多いことがわかった。

 加入者からは、「クレジットカードで5年一括払いの割引がある(60代以上・男性)」、「5年一括で安かった(60代以上・男性)」といった声が寄せられている。

■火災保険の支払方法と金額、「長期一括払い」が6割で最多、支払金額は長期一括で「10万円未満」、年払いで「2~6万円未満」が多い結果に

 「契約している火災保険の保険料の支払方法」では、「長期一括払い」が60.1%で最も多く、6割を占めた。次いで「年払い」が33.6%、「月払い」が6.3%となった。

 さらに、支払方法別に保険料の支払金額をみると、「長期一括払い」では「10万円未満」が最多の27.2%、次いで「10~20万円未満」の24.9%が続き、合わせて52.1%と「20万円未満」が半数を超えている。

 「年払い」では、「2~4万円未満」と「4~6万円未満」がともに24.7%で最も多く、「2万円未満」の19.0%が続く結果に。「月払い」では、「3,000円未満」が26.8%で最も多く、次いで「7,000~1万円未満」が23.7%、「5,000~7,000円未満」が22.6%となっている。

 自然災害への備えの一つにもなる火災保険。大雨や地震などが相次ぐなか、この機会に補償内容や地震保険の付帯状況などを改めて確認してみてはいかがだろうか。

 なお、最新「2026年 火災保険ランキング」では、【ソニー損害保険】が、2020年の発表から7年連続の総合1位を獲得。
総合2位には【SBI損害保険】、3位には【セコム損害保険】がランクインしている。
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