俳優の田中健(75)が、8日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金 後1:00)に出演。引退を考えた時期があったことを明かした。


 歌手再開のきっかけが、1975年に日本テレビ系列で放送されたドラマ『俺たちの旅』の50周年を記念して昨年実施したスペシャルコンサート「『俺たちの旅』スペシャルコンサート」だった。中村雅俊、秋野太作、岡田奈々と並んでステージに立つ姿が紹介され、「もう50年になります」としみじみ語った。

 同ドラマについて、黒柳徹子から「当時あなたは24歳で、もうこれで俳優やめようかなって、思ったりもした時なんですって?」と振られ、「下手くそで…下手くそで、芝居が」と吐露。「秋野さんはすごくアドリブがバンバンで、本番、全然違うことやってくるんですよ。それで対応できないんですよ…なんだか、どうしていいかわからない。急に『ええー!さっきと違うじゃん』みたいな」と説明し、「なんか、そんなことをやってたらもう…嫌になっちゃって」と振り返った。

 さらに、映画デビュー作についても、「『ちくしょう!』っていうシーンがあったんですけど、何回もやらされて。『もう一回もう一回』とか言って。結局そのシーンは使われてなかったです。本番で見たら」と説明。黒柳が「ええ~!かわいそう」と驚くと、「50回もやって。音楽処理になってました」「そういうこともありました」と語った。


 黒柳は、「『俺たちの旅』でも、アドリブに反応はできなかった」「でもそういうのが結局、あなたのイメージにつながっていったんだからいいんじゃないんですかね」とフォロー。田中が「結局、何も逆らっていかない。“オメダ”っていう役だったんですけど、ピッタリだったんですね」「ダメ男の反対でオメダって」と話すと、黒柳は「なるほどね。ダメ男さんは言葉に詰まる不器用な感じがとてもリアルな感じに見えた」と魅力を説明。田中の「すごいハマっちゃったみたいなので。芝居じゃなかったですね」という言葉に、「面白いね、そういうことってね。それで芸能界に50年もいらっしゃるわけですから」としみじみ語った。
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