◆秋季高校野球和歌山県大会 ▽決勝 和歌山東6―3智弁和歌山(8日・紀三井寺公園野球場)

 今夏の甲子園で優勝した智弁和歌山が決勝で、和歌山東に逆転負けを喫した。

 1点リードの8回、2死走者なしから、好投していた2番手のエース右腕・長井心海(2年)が2四球を与えると、和歌山東の4番・土井健太郎(2年)に逆転3ランを浴び、その後も1点を追加された。

 全国制覇したこともあり、新チームの始動は例年より遅くなった。選手権大会決勝翌々日に行われた8月24日の新人戦では、和歌山東相手に黒星からのスタートだった。今大会では決勝進出を決め、2年ぶり19度目の近畿大会出場を決めていたが、優勝は逃した。

 中谷仁監督は「よく頑張って、近畿大会を勝ち取ってくれた。貴重な悔しい経験ができた。次のチャンスがある中で負けを経験できたのは救いだと思う」と話した。

 主将の井本陽太(2年)は「できていないことがまだまだある。実力不足です」と悔しさをかみしめると「今日が最後じゃないのでプラスに考えて、切り替えるしかない。何とか(部員の)26人全員でセンバツに行きたい」と、17日開幕の近畿大会(京都)に向けて気持ちを高めた。

 指揮官も「(和歌山2位なので)ベスト4に入らないと(センバツ出場の)チャンスはない。あと2つ勝つと目標が明確になった。勝負の1、2週間になると思います」と巻き返しを誓った。

 近畿大会は13日に抽選会が行われ、17日に開幕。2府4県の16チームが出場する。

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