◆米大リーグ ナ・リーグ地区シリーズ第3戦 ブレーブス1―3ドジャース(6日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ドジャース・山本由伸投手(28)が6日(日本時間7日)、1勝1敗で迎えた地区シリーズ第3戦の敵地・ブレーブス戦で、7回98球を投げて4安打1失点、10奪三振の快投を見せて、チームを勝利に導いた。

 セールとのエース対決を制した。

ドジャースはセールから4回にE・ヘルナンデスの2ランとフリーマンのソロで3点を奪い、5回で降板に追いやった。山本は5回に2安打と四球で1死満塁のピンチを迎えるも、ボールドウィンの一ゴロで1点を失っただけ。1、3、6、7回は3者凡退に抑え、走者を出した、24回も二塁にすら進めなかった。

 昨年のポストシーズンでは2完投で5勝。ワールドシリーズでは第6戦に先発して勝利投手になり、第7戦では「中0日」で登板して試合を締めくくり、シリーズMVPに輝いた。この日の勝利でポストシーズン5連勝で、通算8勝目。ポストシーズンの大舞台でも変わらぬ力を発揮している。そんな山本の投球をチームメートは絶賛の嵐だった。

 ロバーツ監督「本当に素晴らしい投球でした。5回はブレーブスが少しプレッシャーをかけ始めましたが、山本はその状況をうまく処理して、最小限のダメージに抑えました。そして、そこからさらに2イニングを投げ切った。本当に素晴らしかったです。

彼には、ただ自分の投球をして、心拍数を落ち着かせる力がある。7回まで投げてくれたことで、第4戦に向けてブルペンもいい状態にある。山本については、いくら称賛しても足りない」

 ベッツ「晴らしかった。それを当然のことだとは思っていないが、自分は彼に対して他の選手よりも高い基準を求めていて、彼はそれを超え続けている」

 スミス「非常に調子がよかった。すべての球種をうまく操れていた。打者に攻め込むことを恐れない。彼は自分がやるべきことを分かっている。彼にとってのマウンド上では試合の流れがゆったりと感じられている。だからそれが大きな強みになっている」

 ロハス「彼はこの大舞台において最高峰の投手の一人になりつつある。もちろん、彼はサイ・ヤング賞を獲得したわけでも、リーグ最高の投手になったわけでもないかもしれない。だが、彼がマウンドに上がるたびに、自分たちにとっては彼こそが最高の投手であり、最高の勝利のチャンスを与えてくれる存在だと感じている。こうした状況においてボールを握るたび、彼はこの3年間、素晴らしい投球を見せ続けている。

相手は非常に優秀なチームだが、相手打者の構えを変えさせ、プレートの左右を使って彼を捉えようと必死に攻略法を探させているのが分かる。他のチームが彼を攻略するのは極めて困難である。だから山本がマウンドにいると非常に安心感があり、チームを助けるために何でもやってくれると信頼している」

 山本の大舞台での強さ、投球にはナインも首脳陣もとりこになっている。

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