帝国データバンクによりますと、生ドーナツ専門店やカフェなどを展開する兵庫県神戸市の企業「Yorkys Entertainment」が、10月6日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。

同社が運営する店舗は大阪・梅田の阪急三番街などに出店し、行列のできる人気店もあったということです。

負債総額は約3億5000万円に上るということです。

生ドーナツ専門店やカフェ展開で年売上高およそ4億円

同社は2014年4月に兵庫県西宮市でカフェの運営を目的に創業し、2015年12月に法人へ改組されました。

カフェ事業を基盤に、行列のできる生ドーナツ専門店「PIECE OF BAKE」やクレープ販売店「YORKYS Creperie」、チーズ料理レストランなどを大阪や名古屋、東京で運営していたほか、飲食店向けのブランディング事業なども手がけていました。

積極的な店舗開設やSNSを活用した情報発信が功を奏し、2025年11月期には年売上高およそ4億円を計上していたということです。

出店費用の借入負担が重たく破産手続きへ

しかし、帝国データバンクによりますと、出店費用のために調達した借り入れの負担が重く収益状況が悪化し、債務超過に陥るなど厳しい資金繰りが続いていました。

店舗のスクラップ・アンド・ビルドを進めて改善を図っていたものの、2026年9月末には取引先への支払い遅延が発生していたということです。

そうしたなか、10月6日付の同社公式SNSにて「会社の存続に重大な影響を及ぼす事案が判明した」と告知され、事業を停止して破産手続きに入ったということです。

帝国データバンクによりますと、同社が運営する店舗は現状、すべて閉鎖されていて、SNSなどではファンから惜しむ声があがっているということです。

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