■超ハイレベルなポニーショー

 今年は午(うま)年。「馬とゆかりのある場所」を取り上げる企画「馬さんぽ」(随時掲載)は、北海道苫小牧市にあるノーザンホースパークの「パラッツォ・ベガ ポニー館」を紹介。

同パークの人気ショーである「ハッピー ポニーショー」では超ハイレベルな技をポニーが披露する。前編ではトレーニング方法などを紹介した。後編では、ポニーの“友達関係”などについてノーザンホースパーク職員の尾崎泉美さんに話を聞いた。(後編)

■天才ポニーたちの“お友達関係”

 ノーザンホースパークのポニーたちは超ハイレベル。手を振ったりお辞儀、小さな台に立ったり、高い棒を飛び越えたり、ジャンプして輪をくぐったりは朝飯前。なんと、サッカー、バスケットボール、笑顔、変顔、ドヤ顔、ほっぺにチューなど幅広い技で観客を魅了する。そんな“天才”たちは、普段はどんな暮らしをしているのか。ポニー同士の“お友達関係”についても聞いた。

 得意技は「ほっぺにチュー」、小さい体と可愛い顔がチャームポイントの「すーちゃん」と、真面目な性格でダンスが得意な「キンちゃん」は特に仲がいい。「『すーちゃん』と『キンちゃん』の場合であれば、とすーちゃんがキンちゃんのことをすごく慕っていて、特にキンちゃんは小さい頃からずっと一緒に過ごしているので、お母さんのように思って慕っていますね」。

■元競走馬とも仲良し

 同パークにいる元競走馬とポニーの間でも、友情関係がある。無敗で3冠を達成するなどG1・7勝のディープインパクトやブラックタイドの母として知られるウインドインハーヘア(35歳)が放牧されている「パドック2」では、数頭のポニーも一緒に過ごしている。

「ウインドインハーヘアと一緒にいるのは『プリンちゃん』『さつきちゃん』『金太郎くん』の3頭。長い間、同じ放牧地にいるんですけど、ウインドがポニーのことをとっても大好きで。朝、放牧する時も、先にポニーを放牧地に放牧してからウインドを出してあげないと、ウインドが『私たちの子供はどこ?(悲)』のような感じで、寂しがっちゃうので。先にポニーを出してからウインドを出してあげるような形にしています。とっても仲がいいです」。放牧地でも、お母さん的な存在だという。

 ショーで素晴らしいパフォマンスで楽しませてくれるポニーたち。スタッフからの大きな愛情に見守られ、大好きな仲間たちと幸せに暮らす様子を知ることができてうれしい気持ちになった。(取材・構成 三島 英子)

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