ファーム・リーグのオイシックスは7日、元日本ハムの石川直也投手(30)、元ロッテの国吉佑樹投手(35)ら4選手の現役引退と9選手の退団を発表した。

 石川は山形中央高から14年ドラフト4位で日本ハム入り。

11年間で通算202試合に登板して6勝7敗31Sをマーク。25年オフに戦力外となり、オイシックスに入団。今季はファーム・リーグでは53試合に登板して5勝4敗1Sだった。

 国吉は秀岳館高(熊本)から09年育成ドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団。11年に支配下となって1軍デビュー。21年途中でロッテにトレードで移籍し、25年まで所属した。NPB通算成績は313試合で26勝31敗6S。今季はメキシコリーグに挑戦も、4月に帰国してオイシックスに入団。ファーム・リーグでは11試合で0勝1敗だった。

 両選手は引退にあたり、球団を通じてコメントを発表した。

【石川直也投手コメント】

 この度、現役を引退することを決めました。

 高卒でファイターズに入団して11年、そして今年はオイシックス新潟アルビレックスBCで1年、合わせて12年間この世界で野球を続けることができ、本当に幸せな野球人生だったと思います。

 今年、オイシックス新潟アルビレックスBCから声をかけていただき、新潟でプレーする機会をいただけたことは、これからの人生につながる貴重な経験になりました。

 最後にもう一度、プレーできる場所を与えていただいたことに心から感謝しています。

 そして、なかなか思うような成績を残すことができない中でも、サポーターの皆さんからいただいた温かい声援は、いつも大きな励みになりました。

 1年間、本当にありがとうございました。

 12年間、野球を通じて出会えたすべての方々に感謝しています。

【国吉佑樹投手コメント】

 突然のご報告となりますが、今シーズン限りで現役を引退することを決断いたしました。

 ここ数年は怪我やコンディション不良が続き、思うようなパフォーマンスを発揮できない苦しい時間を過ごしてきました。それでも、もう一度、自分が納得できる球を投げたい。そして、応援してくださる皆様にその姿を見せたい!その思いを胸に、マウンドに立ち続けてきました。

 しかし、身体が万全ではない状態にいつしか慣れてしまい、マウンドに上がる前の緊張感や、結果に対する「嬉しい」「悔しい」という感情までもが、以前より薄れていることに気づきました。

 野球を始めた頃からずっと大切にしてきた気持ちが薄れている。その事実に気づいた時、寂しさを感じると同時に、このまま現役を続けることは失礼なんじゃないか?と考えるようになりました。

 サポーターの皆様やチームスタッフの皆様の思いに、全力のプレーで応えたい。そう願いながらも、それができない自分と向き合い、悩み抜いた末に、ユニフォームを脱ぐことを決めました。

 メキシコから怪我で帰国した後、もう一度野球に向き合い、プレーする環境を整えてくださったオイシックス新潟アルビレックスBCの皆様、そしてスポンサーの皆様には、心から感謝しています。再びマウンドに立つ機会を与えていただき、本当にありがとうございました。

 2009年のドラフトで指名していただき、僕のプロ野球人生は始まりました。

育成選手としてスタートした当時は、「1年でも長く、この世界に食らいついてやる!」という一心で、朝から日が暮れるまで練習していました。あの頃の自分に「17年間もプロ野球選手としてプレーできるよ」と伝えても、きっと信じないと思います。

 嬉しかったこと、悔しかったこと、思うようにいかなかったこと。その一つひとつの経験が、今の僕をつくってくれました。そして、その17年間には、いつも多くの方々の支えがありました。

 未熟だった僕を指導し、成長へと導いてくださった指導者の皆様。プレーに集中できるよう支えてくださった球団関係者の皆様。

これまで出会い、力を貸してくださったすべての皆様。

自分一人の力では、決してここまで現役を続けることはできませんでした。17年間というかけがえのない時間を与えていただいたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 そして、いつも応援してくださったサポーターの皆様。結果を出せた時も、思うようにいかなかった時も、皆様の応援や激励の声に何度も背中を押していただきました。苦しい時に「もう一度頑張ろう」と思えたのは、応援してくださる皆様の存在があったからです。僕のプレーを楽しみにしてくださり、最後まで応援してくださったこと。本当にありがとうございました。

 今後については、まだ具体的には決まっていません。ただ、これまで野球を通して育てていただいた恩を、これからは野球を通して返していきたいという思いを強く持っています。

 これまで教えていただいたこと、経験させていただいたこと、支えていただいたことを、これから出会う誰かへつないでいけるように歩んでいきたいと思います。

 選手としては引退しますが、野球人としての人生は、まだまだこれからです。

これからも学び、成長を続け、これまで支えてくださった皆様に応援していただけるような人間でありたいと思います。

 17年間応援してくださり、本当にありがとうございました。

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