お笑いコンビ「ティモンディ」の前田裕太が、昨年の休養について語った。

 5日に放送されたNHKEテレ「ハートネットTV」(月~水曜・後8時)に出演。

この日は「働く人のメンタルヘルス」をテーマに放送し、働く人の心の不調がなぜ増え続けているのかを、専門家とともに考えた。

 前田は2025年7月から10月まで体調不良により休養。廣瀬雄大キャスターが「ティモンディの前田さんも、去年、3か月ほど体調不良でお仕事お休みされていましたよね」とたずねると、前田は「はい。僕は2年前(2024年)ぐらいから円形脱毛症みたいなものが、頭の後ろにポコッとできて、さすがに休まなきゃって思って」と体の異変があったと告白。廣瀬キャスターは「それだけ身近なものってことですよね」とうなずいた。

 労働者のメンタルヘルスを研究している産業医科大学教授・江口尚(ひさし)さんは、働く中で心の不調を抱える人が増えている理由について「やはり職場環境が、かなりきつくなってきているというところがあるかと思います。同じ成果を出すにしても、以前と比べたらより多くの競争をしなければならないですし、日本の社会というのは結構、自己責任。メンタルヘルス不調も、結局その人個人の問題にされてしまいがちだというところが、ご本人をさらに苦しめてしまうというところがあるかと思います」と語った。

 それを受けて前田は「僕自身、高校時代はめちゃくちゃ厳しいところ(強豪校の野球部)でやっていたので。収容所って呼んでいるんですけど(笑い)。それぐらいなかなかハードなところでやっていたので、体に影響が出るぐらい精神の部分が強く影響されるんだっていうことは、社会に出て実感がなかったというか」と振り返る。江口さんによると、心が強い・弱いということではないといい、社会全体で考えていくことが必要だという。

 番組の最後には、前田は「僕も昨年ちょっとお休みさせていただいた期間があるんですけど、社会そのものがもっと手前から、黄色信号のもっと前、何なら学生のとき、義務教育ぐらいのときから、自分の体にどう影響が起きるかもしれないとか、社会に出てから急に向き合わされても、それは大変だよなっていう。構造的に、早くいろんなことを事前に知れるような形が作れたらなっていうのは感じましたね」と感想を語った。

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