アニメ『機動戦士ガンダムSEED』の新作映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ZERO』(2027年1月15日公開)の新情報が発表された。脚本は2016年に亡くなった両澤千晶さんが担当しており、「最後に脱稿した作品です」と夫で監督の福田己津央が説明した。

 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ZERO』は、2024年1月26日より公開された映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の前日譚となっており、『SEED FREEDOM』企画中にシリーズ構成の両澤千晶さんと森田繁氏、福田己津央監督によって描かれたシナリオを映像化したもので、主人公はシン・アスカとなる。

 物語は『DESTINY』から『FREEDOM』へと至る時間の中で、シンは何を思い、何のために戦っていたのか。これまでの軌跡をたどりながら、シン・アスカの新たな物語が描かれる。

 『ガンダムSEED』シリーズの脚本は両澤さんが担当しているが、2016年に死去。今回の新作でも脚本を担当するが、夫の福田監督は「『20年の想いを込めて』この作品は、妻であったシリーズ構成・故両澤千晶が最後に脱稿した作品です」と説明。

 「少し前までは、このままお蔵入りするかと半ば諦めていましたが、ファンの皆様の後押しのおかげで、こうして形にすることができました。両澤がどうしても描きたかったキャラクターの想いと、『DESTINY』と『FREEDOM』をつなぐ物語として、皆さんに楽しんでいただけたらと思います」と伝えている。

 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。

 これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、“新世代のガンダムシリーズ”として一世を風靡した。

 2004年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。

 2024年1月に公開された『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は、興収50億円、観客動員数300万人を突破し、映画『ガンダム』シリーズとして最高興収を記録した。

■『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ZERO』 あらすじ
 デュランダルが提唱した、遺伝子によって人の運命を定める「デスティニープラン」の崩壊後新たな平和秩序の実現に向けて、オーブ連合首長国代表・カガリを中心に、世界平和監視機構「コンパス」の創設が進められていた。

 C.E.74。大きな戦いを終えた世界で、シンは自らが進むべき道を見出せずにいた。そんな折、ザフトからオノゴロ島のコンパス暫定基地へ、かつての戦場を戦い抜いたモビルスーツが移送される。しかしその夜、「ストライクフリーダムガンダム」が何者かによって強奪されてしまう。

 事件の拡大を阻止し、奪われた機体を取り戻すため、そして守るべきもののため
シンたちは再び戦いへと身を投じていく。

■キャスト情報
シン・アスカ:鈴村健一
ルナマリア・ホーク:坂本真綾
アグネス・ギーベンラート:桑島法子
レオナード・バルウェイ:小野大輔
キラ・ヤマト:保志総一朗
ラクス・クライン:田中理恵
アスラン・ザラ:石田彰
カガリ・ユラ・アスハ:森なな子
イザーク・ジュール:関智一
ディアッカ・エルスマン:笹沼晃
マリュー・ラミアス:三石琴乃
ムウ・ラ・フラガ:子安武人

■スタッフ情報
企画・制作:サンライズ
原作:矢立 肇、富野由悠季
監督:福田己津央
脚本:森田繁、両澤千晶、福田己津央
キャラクターデザイン・総作画監督:平井久司
チーフメカニカル作画監督:重田智
メカニカルデザイン:大河原邦男、山根公利、新谷 学、禅芝、射尾卓弥
色彩設計:長尾朱美
美術監督:池田繁美、丸山由紀子
CGディレクション:佐藤光裕、櫛田健介
モニターグラフィックス:田村あず紗、影山慈郎
撮影監督:葛山剛士、飯島亮
オフライン編集:野尻由紀子
音響監督:藤野貞義
音楽:佐橋俊彦
製作:バンダイナムコフィルムワークス
配給:バンダイナムコフィルムワークス、松竹

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