俳優の甲本雅裕(61)が、28日放送のフジテレビ系『ノンストップ!』(月~金 前9:50)にVTRで出演。兄でロックバンド「ザ・クロマニヨンズ」でボーカルを務める甲本ヒロトへの思いを語った。


 番組で、家族と過ごした少年時代を振り返った。兄のバンド活動について「兄ちゃんが京都でライブするというから行くことにした。そこにおるんはもう兄ちゃんじゃない。ロックそのものじゃった。このバンドやべえ」などと説明した。

 兄弟げんかは「めちゃくちゃした」と振り返り。本気で役者を目指すことを決意して活動しているなか、兄は「リンダリンダ」などヒット曲を連発し、バンドは大人気に。「なんでこう比べられてんの?って」「嫌で嫌でしょうがなくて、(芸能界に)入るべきじゃなかったの?でもそれって理不尽じゃない」と、葛藤していたという。

 「比較されることがめちゃくちゃ嫌でしたね」と語るが、そう感じていたと同時に「楽しいことがしたければ、楽したらいけんぞ」という兄からの言葉が頭をよぎっていたという。

 「なんでこんなときに思い出すのって。あんたのことで悩んでんだけどって思ったけど…いいこと言うよな」としみじみ語り、「どの家族にいたって、親と息子とか母親と娘とか、比べられてんじゃんって。比べられるって俺たちだけじゃねえじゃん。
そういうふうにシフトしていって生きていくしかないじゃんって」と考えた。

 また、兄の言葉から「好きなことやりたいんだったら、楽せずそこにシフトしていけるようにがんばるしかないって」「嫌なことでもいいことでも、全部連れていこう。その行先を考えようって思いました。それによって、『好きなことはやめんぞ!絶対やめてやるものか』って思いました」と振り返った。

 11月25日に初の著書『ドライ甲本』(飛鳥新社)を発売する。岡山にある実家のクリーニング店を舞台に、幼いころからの家族との思い出をつづった自伝風フィクションとなっている。
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