WEB動画「便意切迫さんのうた」が公開 「便意切迫感」がある...の画像はこちら >>


 日本イーライリリー株式会社と持田製薬株式会社が始動した、「潰瘍性大腸炎との暮らしを、話せる社会へ。」プロジェクトの一環として、WEB動画「便意切迫さんのうた」が8月9日に公開されました。


 この動画は「便意切迫感」についての理解を促す目的で制作され、声優の中村千絵さんが歌唱パートを担当しています。


 7月5日に開始された本プロジェクトは、潰瘍性大腸炎と、その症状のひとつである「便意切迫感」への理解を促す取り組みです。疾患を抱える患者さんの思いに寄り添い、潰瘍性大腸炎の理解を持つことで、サポートの輪を広げたいという思いから発足されたプロジェクト。


 この度公開されたWEB動画は、「便意切迫感」への理解を促す疾患啓発動画であり、「便意切迫感」と暮らす男性の日常が歌で描かれています。


WEB動画「便意切迫さんのうた」が公開 「便意切迫感」がある日常を歌とアニメで表現
「便意切迫さんのうた」


 主人公の潰瘍性大腸炎を患う男性に、いつでもついてきて邪魔をする「便意切迫さん」。「便意切迫さん」は、実際に症状に悩む患者さんの声をもとに作られたオリジナルキャラクターで、「便意切迫感」に対する、一言では言い表せない不安や心配などの複雑な感情が、造形や動きで表現されています。


WEB動画「便意切迫さんのうた」が公開 「便意切迫感」がある日常を歌とアニメで表現
こちらは「便意切迫さん」


 辛く感じる問題を歌やアニメーションで表現することで、ポジティブな印象に変換し、動画を通じて患者さん自身が疾患と上手く付き合っていることに対しての賞賛と、1人で悩まずに周囲に相談しても良いんだといった前向きなメッセージを伝えています。


WEB動画「便意切迫さんのうた」が公開 「便意切迫感」がある日常を歌とアニメで表現
辛く感じる問題を歌やアニメーションで表現


 そして歌唱パートを担当しているのが声優の中村千絵さん。中村さんはアニメ「NARUTO-ナルト-」シリーズの春野サクラや、「モアナと伝説の海」のシーナなども担当しています。


 自身も潰瘍性大腸炎を患っているという中村さん。周囲に話すことで、「少しでも気持ちが楽になったり、悩んでいるのは一人じゃないんだなって思えたらいいな」と患者さんへエールを送ります。


 また、周りの人に理解をしてもらえることが、「患者にとっては、とても心強く、毎日が過ごしやすくなる」とし、今回の動画が、きっかけのひとつになればと語っていました。


 なお、WEB動画「便意切迫さんのうた」は「潰瘍性大腸炎との暮らしを、話せる社会へ。」プロジェクトの特設サイトで公開されています。

 


情報提供:日本イーライリリー株式会社 持田製薬株式会社