作家、原田マハさんの作品を読みながら、絵画鑑賞がより面白くなったという人は多いだろう。その原田マハさんが、オンライン コミュニティーサロン「Mahalíque(マハリク)」(オシロ・東京)を開設する。

作家の感性や作品に共感する人々が語らい、交流し、新たな物語が生まれる創造的な場所を目指している。アートを身近な“友だち”として感じるアート講座なども予定されている。9月8日(月)から、期間限定でコミュニティーメンバー1期生の入会募集をスタートする。

 原田マハさんは、森ビル森美術館設立準備室や、ニューヨーク近代美術館への派遣を経て、小説家としてデビュー。アートを題材にした小説などを多数発表している。また自身がプロデュースを手がけるファッションブランド「エコール・ド・キュリオジテ」や、食のセレクトショップYOLOs、映画監督への挑戦(映画『無用の人』|2026年公開)など、多彩な活動を展開している。

 オンラインコミュニティーサロンは、活動の幅を広げるきっかけとなった「人との出会い」に着目し、読者と相互にインスピレーションを与え合い、次世代へとバトンをつなぐ活動をしていきたいという思いから生まれた。作品や実際の創作活動に触れることで、日々のささやかな発見や幸せを分かち合い、新たな出会いや物語が生まれるような場所を目指す。講座と連動したテーマで、原田マハさんと共に美術館や展示会を巡る限定企画や、アート、旅、グルメを中心に多彩なゲストによる特別ライブの配信なども予定している。

 オンライン コミュニティサロン「Mahalíque」は、人数限定および審査制。2025年9月8日(月)事前登録開始で、9月14日(日)応募締め切り。締め切り日前に想定人数に達した場合は、告知なく締め切るという。

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