ANA X(東京)は、2024年元日の能登半島地震からの能登の復興支援を目的に、羽田空港と能登空港を行き来する定期便を利用したツアー商品「能登復興ボランティアツアー第2弾!~能登へ想いを繋ぐ~」を、このほど発売した。

 「能登のために今できること」をテーマにANAグループが連携し、企画したツアー。

ANAとして初の取り組みとなる災害ボランティアツアーで、第1弾を関西空港発着で4月に開催。第1弾での参加者からの支持を受け、ANAの単独路線である能登半島の継続支援に向けて現地と協力し、羽田空港発着の定期便を利用した第2弾を企画した。羽田空港発着になったことで、全国から直行便を利用し、羽田空港経由で同ツアーに参加してもらうことを期待している。

 ツアー中は第1弾と同様に、令和6年の能登半島地震や能登半島豪雨で大きな被害にあった能登半島で、災害ボランティアを行う。輪島市周辺の被災地でボランティアに参加。現地で支援を必要としている人や場所を直接訪ね、家財の片付け・土砂出し・仮設住宅への引っ越しなどの作業を行う。具体的な動きや活動上の注意点は当日スタッフから説明がある。

 震災の風化防止や災害の教訓を伝えるために運行している「のと鉄道 語り部列車」への乗車では、七尾駅から穴水駅までの約50分、車窓からの景色を眺めながら被災者の声に耳を傾ける。 また、復興する能登を楽しむ企画として、輪島塗の伝統工芸体験や日本海の美しい景観と能登半島のおいしい特産物が楽しめる能登食祭市場の散策、能登ワイナリーの見学などを用意。能登への思いが込められたツアー内容となっている。

 日程は、9月27日(土)~28日(日)と、10月18日(土)~19日(日)のいずれも1泊2日。旅行代金(税込み)は、9月27日発が3万5800円、10月18日発が3万8000円。

定員は各30人。行程詳細、申し込みについては、専用サイトに掲載している。

 

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