手土産の最高峰として知られる「とらやの羊羹」。社会人にとっては “おわび(謝罪)として持参する品” としてもおなじみ、なのではないでしょうか。


とらやの羊羹=高級品というイメージが強いので「なかなか手が出ない」という人も多いと思うのだケド……

なんと東京・赤坂のとらやには日本唯一となる「とらやの羊羹 自動販売機」があるのだそう。しかも自販機の羊羹のお値段は「1000円ぽっきり」なんですって!

【ちょっとわかりにくい場所にあります】
羊羹の自販機が設置されているという、とらや赤坂店。公式サイトによれば「1階にある」ということなのですが……入口から見るかぎりではどこにもないよッ!!

それもそのはず、入口からは見えない右手奥のほう(駐車場への出入り口前)にあるんですよ。私も店員さんにうかがうことでようやく見つけることができました。

自販機で販売されているのは「小形羊羹3本入」1商品のみです。お値段はウワサどおり1000円ぽっきり、羊羹の箱には赤坂店を設計した内藤廣氏によるスケッチが描かれているよーーーっ!!

【中身は?コスパは?】
無事にゲットできたので、いざ開封。手のひらサイズの箱のなかには「夜の梅(小倉羊羹)」「新緑(抹茶入羊羹)」「おもかげ(黒砂糖入羊羹)」がそれぞれ1本ずつ、合計3本入っています。

とらやの小形羊羹は5本入りで1782円なので……1本あたり約356円。3本で1000円ってことは、これよりほんの少し安くなるのでコスパいいのでは!

それに、人気商品をコンプリートしているところも最高です。

味はいまさら説明するまでもありませんが、夜の梅は品があり、新緑は風味豊かで、おもかげはコク深い。三者三様の味わいを楽しめるうえに、パッケージも激レアなので、お土産にしたら喜ばれそう~~ッ!!

【ホスピタリティーがすごい】
商品自体が魅力的なうえに「とらやの自販機で購入した」という意外性もおもしろい。それにね、自販機でありながら、老舗ならではのホスピタリティーも体験できちゃったの。


というのも、私がお買い物するあいだにとらやの店員さんが紙袋をもってスタンバイしてくれていたんですよ。自販機なのに。

こうした細やかな心遣いも相まって、赤坂近辺を訪れるたびについ足が向いてしまいそうです。

また赤坂店には、自販機のほか、カフェやギャラリーもあります。ゆっくりお買い物したいときはもちろん、東京に遊びに来た友人や親せきをアテンドする場所、としても重宝するのではないでしょうか♪

参照元:株式会社 虎屋
執筆:田端あんじ (c)Pouch

画像をもっと見る

●関連記事
編集部おすすめ