持続可能な観光の発展に向けたボラカイ島での取り組みが高く評価される

フィリピン観光省は、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)主催 第5回「ジャパン・ツーリズム・アワード」(審査委員長:本保芳明 国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所代表)の「エクセレント・パートナー賞」を受賞しました。

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「ジャパン・ツーリズム・アワード」は、公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)によって、ツーリズムの発展と拡大に貢献した国内外の団体・組織・企業の持続可能な優れた取り組みを選出、表彰します。
審査を行う上で、「先駆性」「創造性」「持続性」「発展性」「社会性」が総合的に評価されます。2019年は国内外の209件の応募(国内・訪日領域174件、海外領域35件)から選出されました。

「ツーリズム EXPOジャパン2019 大阪・関西」の初日10月24 日(木)の開会式後、ハイアットリージェンシー大阪で開催された授賞式には、フィリピン観光省より観光大臣ベルナデット・ロムロ・プヤット氏が出席しました。プヤット氏は、同日に開催された国連世界観光機関(UNWTO)による「第3回 観光大臣会合」にパネリストとして出席し、ボラカイ島でのリハビリテーションプログラムの成果、及び現在の進捗状況と、他フィリピンでの持続可能な観光開発についての説明を行いました。

「この受賞にあたり、フィリピン国内の観光環境天然自然省、内務省及び、地方自治体の皆さまを称えたいと思います。私たちの努力を集結させてボラカイ島のリハビリテーションに取り組みました。
現在もこの取り組みは続いています。その結果、ボラカイ島は、今年アメリカの旅行誌「コンデナスト・トラベラー」の「2019 リーダーズチョイスアワード」で「アジア トップアイランド」に選出されています。」(観光大臣ベルナデット・ロムロ・プヤット氏のコメント)

 ボラカイ島は、フィリピン中部に位置する全長約7kmの島で、ビーチリゾートとして有名です。フィリピン政府は、ボラカイ島の環境保全を目的として、2018年4月26日よりボラカイ島を閉鎖し、その後6カ月の間、観光客の立ち入りを禁じました。その結果、島は元来の美しさを取り戻し、現在も世界中の旅行者を魅了しています。この取り組みは、目先の外貨獲得にとらわれず、中長期的な島の自然保護を優先した事例として、世界から注目を集めました。

フィリピン政府観光省 公式サイト:http://www.mottotanoshiiphilippines.com/

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