
グローバルな組織コンサルティングファームのコーン・フェリー(NYSE:KFY|コーン・フェリー・ジャパン 東京都千代田区 日本共同代表:滝波純一、五十嵐正樹)は、「経営者育成とサクセッションの進化ステージに関する調査」の結果を発表します。
調査は2020年6~7月にオンラインで実施し、日本企業を中心に95社から有効回答を得ました。海外先進企業の取り組みをステージ3.0とした場合、日本平均はステージ2.0に留まるなど取り組みの遅れが目立つものの、コロナ禍により経営トップの重要性が改めて認識されたこと、上場企業についてはコーポレートガバナンス・コードに対応した経営者サクセッション(後継計画)への取組みが本格化していることにより、次世代経営人材の発掘・育成に対する危機感が増していることがうかがえます。
次世代経営人材の発掘・育成の基本フレーム(型):
本調査に先立ち、コーン・フェリーでは「経営人材育成3.0 ~日本企業における次世代経営人材発掘・育成アプローチの推移~」という基本フレームをまとめました。次世代経営人材の発掘・育成のアプローチを変革し業績向上につなげた海外先進企業の取り組みから「型」を抽出し、人材要件、発掘、評価、育成、外部採用という5つの観点から次世代経営人材の発掘・育成の進化ステージを体系化したモデルです。
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