8月2日、大阪府では3拠点目となる「IBUKI OSAKA TOYONAKA FARM」を開設

 株式会社スタートライン (本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)は、屋内農園型障がい者雇用支援サービス
IBUKI(以下、IBUKI)の16拠点目となる「IBUKI OSAKA TOYONAKA FARM」を、2021年8月2日(月)大阪府豊中市に開設します。

 スタートラインは、ABA(応用行動分析)と第三世代の認知行動療法に基づいた効果的で専門的な支援で、障がい者雇用の新しい「場」づくりから定着支援までワンストップで実現する日本で唯一の会社です。
IBUKIは、障がい者の自立を目的に、障がい者と企業の不安や負担を軽減し、安心して就業、雇用できるサービスの一つです。天候の影響を受けにくく、設備・環境を整えやすい屋内型農園を活用し、「対人関係が苦手」「体温調節が難しい」など様々な理由で働くことに困難を感じている障がい者に、それぞれの障がい状況に合わせた働き方を提供しています。また、「どのように雇用していいか分からない」 「雇用できる設備が整っていない」など、障がい者雇用に対して課題を抱える企業へ、新たな雇用形態の選択肢の1つとして提案し、雇用を促進。農園では、ハーブ等の植物を栽培、ハーブティーやアクセサリー、ハーバリウム等、サービス利用企業のニーズに合わせて加工し、店舗や社内での提供、お客様へのノベルティとして、子ども食堂等への寄付まで活用方法は様々です。障がい者、企業双方にとっての利を追求した支援を行うことで、障がい者が活躍できる環境づくりにも取り組んでいます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/31296/56/resize/d31296-56-9bca98234f41fab8e973-3.jpg ]

 今回新たに開設する「IBUKI OSAKA TOYONAKA FARM」は、17年連続障がい者雇用増加で雇用の裾野が着実に拡大中の大阪府に開設する第3の拠点です。
IBUKIは2017年8月に国内初の屋内農園型障がい者雇用支援サービスとしてオープンしました。以来、規模拡大の要望を多数受け新規開設が決定。近隣の福祉施設等の支援機関とも連携し、自立へのステップアップを目指す障がい者の採用に力を入れています。

 私たちは、障がい者の継続した就労を可能にするため、第三世代の認知・行動療法と称される心理療法を、治療という 文脈ではなく、活力ある職業生活を送るために活用することで、科学的根拠に基づく支援を行っています。ただ働く場所を 増やすだけではなく、一人一人にあった働き方の選択肢を増やし、働く喜びを感じることができる社会の実現を目指しています。

背景

 日本にいる障がい者約1000万人の内、実際に雇用されているのはたったの約60万人。
民間企業の障がい者法定雇用率達成企業の割合は48.6%、精神障がい者の定着率は1年で50%を切るという結果で、労働現場で障がい者に対する理解が浸透しているとは言い難い状況です。IBUKIでは、これまで関東を中心に130社を超える企業が利用、700名以上の障がい者の新たな雇用を創出しています。事業開始から4年を経て、企業からの問い合わせは年々増えており、前年と比較し124%増加。2022年3月までに計1000名の雇用創出を計画しています。

〈令和2年6月1日現在の大阪における障がい者の雇用の状況について〉(大阪労働局の資料参照)
・民間企業に雇用されている障害者の数は、5万2,038.5人(注)と過去最高を更新
 前年より3.7%(1,846.5人(注))増え、17年連続の増加
・民間企業における実雇用率は0.04ポイント上昇し
 東京・愛知・山形・山梨・香川を上回る2.12%(全国2.15%)
・法定雇用率達成企業の割合は、0.7ポイント上昇し、43.8%(全国48.6%)

(注)「障害者の数」とは、身体障害者数、知的障害者数及び精神障害者数の計であり、短時間勤務職員以外の重度身体障害者及び重度知的障害者については、法律上、1人を2人に相当するものとしてダブルカウントしている。また、短時間勤務職員である重度身体障害者、重度知的障害者及び短時間職員である精神障害者(平成28年6月2日以降に採用された者または平成28年6月2日より前に採用された者で、同日以後に精神障害者保健福祉手帳を取得した者)については1人を1カウントとしている。
さらに、重度以外の身体障害者及び知的障害者並びに精神障害者である短時間勤務職員については、法律上、1人を0.5人に相当するものとして0.5カウントとしている。

IBUKI OSAKA TOYONAKA FARM概要


[画像2: https://prtimes.jp/i/31296/56/resize/d31296-56-35a32f7a088f823c785f-4.jpg ]

IBUKI OSAKA TOYONAKA FARM
稼働開始:2021年8月2日(月)
所在地:大阪府豊中市今在家町12-37
    阪神電鉄神戸線園田駅徒歩20分
就業予定人数:メンバー数:63名、管理者数:21名

その他事業紹介(抜粋)


[画像3: https://prtimes.jp/i/31296/56/resize/d31296-56-c9f5e892c9d9394b8c34-5.jpg ]

1.障がい者雇用総合コンサルティングサービス 
約200社のコンサルティング実績をもとに、各企業のニーズに合わせた障がい者雇用プランをオーダーメイドでご提案。業務切り出し、採用、定着といった様々なフェーズの課題に対して、ソリューションの提供をしています。

[画像4: https://prtimes.jp/i/31296/56/resize/d31296-56-930ccbe3e70ff1890597-6.jpg ]

2. 障がい者向けサテライトオフィスサービス 
都心からアクセスの良い東京、埼玉、神奈川に複数のサテライトオフィスを開設。完全バリアフリー、それぞれの障がいに合わせた環境やサポートの提供で、ハード、ソフトの課題を解決し、1年後定着率約80%を実現しています。

[画像5: https://prtimes.jp/i/31296/56/resize/d31296-56-3539a1357e7ff01b5316-7.jpg ]

3.障がい者雇用に関する各種研修・セミナー
障がい者雇用においてフェーズごとに起こりうる課題を独自に分析・分類し、どのような課題に直面しても適切に対処するための知識とノウハウを学べる研修を開発。
企業ごとにカスタマイズした研修によりあらゆる課題を解決します。

[画像6: https://prtimes.jp/i/31296/56/resize/d31296-56-756efdc968f709f23b9a-8.jpg ]

4.在宅雇用支援サービス
障がい者雇用においても通勤などの心理的・物理的負荷の軽減を目的にテレワークの導入が進む中、障がい者と管理者の円滑なテレワーク体制の構築を支援するサービスです。

会社概要

株式会社スタートライン:https://start-line.jp
「関わるすべての人に働く喜びを」の企業理念のもと、2009年創業以来、障がい者雇用支援の領域において障がい者の「採用」と「定着」に重きを置き、サテライトオフィスサービスを運営。障がい者雇用に関する総合コンサルティングを軸に、2016年2月に障がい者向け就職サイト「MyMylink」、2017年8月に屋内農園型障がい者雇用支援サービス「IBUKI」、2018年10月に三菱地所グループと協業の「インクルMARUNOUCHI」、同年11月に「企業向けカスタマイズ研修」など、サービスメニューを拡充しています。現在約200社の企業様と、約1,200名の障がい者のサポートを日々実施しています。社内に2013年からCBSヒューマンサポート研究所という専門機関を設け、ABA(応用行動分析)と第三世代の認知行動療法に基づいた心や認知の問題に対する効果的で専門的な支援技法を研究・開発しています。


企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ