“ 乗りたい、を叶える。乗れない、をなくす。
” 実現に向け、Fintech領域強化のため14億円を調達。「すべての人に、マイ・カーライフを。」

中古車のガリバーから自動車の流通ノウハウを受け継ぐ形で2020年にスピンオフした、クルマのサブスク “ ノレル(NOREL) ” を展開する株式会社IDOM CaaS Technology(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山畑直樹、以下ICT)は、株式会社新生銀行、合同会社プライムロック・インベストメント、セカンドサイトアナリティカ株式会社、株式会社ベストインクラスプロデューサーズを引受先とした総額14億円の資金を調達いたしました。この度の資本業務提携により、ICTが従来得意としてきたクルマのオペレーションサービスに加え、独自の審査基準やAIを活用した残価予測の精度向上などFintech領域の開発を強化し、お客様にとって負担の軽い身軽なカーライフ・サービスの提供を実現してまいります。


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資金調達の目的
従来の画一的なクルマの販売方法、販売金融だけでは多くの方が理想のカーライフを叶えられなくなってきています。支払い能力があっても通過することが困難な従来の与信審査や、クルマの将来価値の予測精度が低いが故にリスクヘッジのために高めに設定せざるを得ないリース月額など。ICTでは、本質的にはこれらが消費者のカーライフのハードルを引き上げている要因だと考え、この度独自の審査基準やAIを活用した残価予測の精度向上などFintech領域の開発のための資金調達を実施いたしました。

ICTは、累計390万台以上※1の取引実績を有するガリバーで培った中古車流通ノウハウや顧客に徹底的に寄り添う提案力に加え、独自のプライシング技術や与信システムをはじめとしたテクノロジーを武器に、所有だけに囚われず、人とクルマのベストなマッチングを提供し、「すべての人に、マイ・カーライフを。」実現してまいります。
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資金調達の3つの狙い
1. 従来の与信審査に頼らない独自の与信AIモデル構築によりサービス提供顧客を拡大
ノレルでは、2016年から一般的な審査基準より低い独自の審査基準を設け、サービス提供をし、利用実績データの蓄積をしてまいりました。この度の資金調達により、これまで5年以上に渡り蓄積したノレルの利用データに加え、東証グロース市場への上場第1号となったセカンドサイトアナリティカ株式会社が保有するSXスコア※2を活用し、独自の与信AIモデルを構築します。 一般的な与信審査が通らない方でもご自身のライフスタイルに合わせて、より多彩な選択ができるようサービスラインナップを拡充してまいります。

2. コスト効率の高い車両マネジメントシステム構築による柔軟かつ経済合理性の高いサービスの拡充
現在の一般的なクルマのサブスクリプションサービスやリースサービスは、クルマの価値の下落分を加味した料金設計になっています。昨今の変化の激しい市場においてクルマの将来価値を予測することは非常に難しく、提供料金にコストを上乗せせざるを得ない実態があります。

この度の新生銀行グループとセカンドサイトアナリティカ株式会社との協業により、累計1万台以上※3の納車実績を有するノレルの車両データを活用した自動車残価予測AIモデルを新たに構築し、クルマの将来価値をより精度高く予測してまいります。それにより、経済合理性の高いサービスを実現します。

3. カスタマーサクセス機能拡充のためのさらなる拠点展開
中古車のガリバーで培った中古車流通ノウハウを活かし、各地の流通ネットワークを活用することで、より円滑にクルマを届けられるよう拠点の拡充を図ります。また、納車後のカーライフでも、あらゆるトラブルが付き纏います。ノレルでは、ガリバーから引き継ぐDNAでもある顧客に徹底的に寄り添う提案力やあらゆるクルマに関する知識を強みにカーライフにおける不安や困りごとを即時に解決できる顧客のサポート体制を整え、お客様一人一人のカーライフを包括的にサポートしてまいります。

※1:当社調べ 2020年2月現在 創業からの累計販売台数、累計買取台数の合計
※2:新生銀行グループのデータや外部統計情報等から統計解析やAI技術を用いて算出された個人の金融リスクやニーズのスコア
※3:当社調べ 2022年3月現在 サービス開始からの累計提供台数


新生銀行グループとの資本業務提携による金融サービスの強化
ECの普及や決済や投資、保険などの金融商品の多様化を背景に、日常的に消費者との接点機会がある非金融企業による金融サービス提供の潮流が生まれてきています。
この潮流の中で、新生銀行グループは、非金融企業でも金融サービスを提供できる独自のBaaS(Banking as a Service)プラットフォームサービスの推進等、業界に先駆けた取り組みを実施しており、ICTの金融サービス拡充を図る上では最良のパートナー企業と考え、今回の資本提携に至りました。新生銀行、昭和リース、アプラスなどとの間で、金融面から現在の自動車業界の課題解決を図るべく、新たなカーリース商品や与信モデル、プライシングモデルの開発に取り組んでまいります。


本資本業務提携各社のコメント
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株式会社新生銀行 代表取締役社長 川島 克哉様
クルマの流通に革新を起こし続けてきた「ガリバー」IDOM。そのスピンオフである貴社の自動車流通・オペレーションに関するノウハウと、新生銀行グループの機能、例えば、新生銀行による投融資やファンド組成、地域金融機関とのネットワーク、昭和リースとアプラスによる個人向けオートリース商品の組成能力などを組み合わせることで、新しいクルマの乗り方を生み出していくことが可能になると考えています。この資本・業務提携により、貴社の成長を強力にサポートして参ります。


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合同会社プライムロック・インベストメント 代表社員 杉原健太郎様
消費者ニーズが「所有」から「利用」へと変化する昨今、貴社の合理的で無駄のないサービス提供と事業性に共感し、出資を決めました。
今後は流通ノウハウのブラッシュアップや独自与信スキームのさらなる展開に期待をしています。貴社を通じて、自動車を利用したいと考える人たちの願いや希望がより多く叶えられる世界が実現することを願っています。


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セカンドサイトアナリティカ株式会社 取締役会長兼Founder 加藤 良太郎様
ICTが持つアセットやノウハウと弊社が持つ金融領域における先進的なアナリティクス技術・ノウハウが融合することで、貴社の掲げる「すべての人に、マイ・カーライフを。」加速度的に実現することが可能と考えています。本協業により、ICTがこの領域のリーダーとなり、お客様に最高のサービスを提供する企業になると確信しています。


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株式会社ベストインクラスプロデューサーズ 代表取締役社長 菅 恭一様
「乗りたい、を叶える。乗れない、をなくす。」というノレルのミッションと、それを実現するために本気で取り組むチームの志に強く共感しています。
弊社はマーケティング支援会社としてのノウハウを活かし、お客様にとってより柔軟で身軽なカーライフの価値基準を世の中に提案し、新市場創造のサポートをおこなって参ります。出資を通じて、ICTのさらなる成長に貢献したいと考えています。


ノレル(NOREL)とは

乗りたい、を叶える。
乗れない、をなくす。

暮らしは変わる。好みや価値観だって変わる。
だからこそ、いまベストなクルマにいまベストな期間乗る。マイカー所有では実現できなかった自由なカーライフをノレル(NOREL)は叶えます。あらゆる「乗りたい」を叶えるために。あらゆる「乗れない」をなくすために。

ノレル(NOREL)公式サイト:
https://norel.jp/


株式会社IDOM CaaS Technology会社概要

[表: https://prtimes.jp/data/corp/75401/table/4_1_4513187fcf9d2868b11b04d9d6b8c51c.jpg ]


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