保護者に経済的に頼れない奨学生に、相談先情報を案内。早期相談につなげます。


2022年7月25日(月)、全国の13~19歳(コロナ禍では25歳まで)8,000名の登録者を抱えるLINE相談「ユキサキチャット」を運営する認定NPO法人D×P(ディーピー)(大阪市 理事長 今井紀明)は、公益財団法人田口福寿会(本社:岐阜県大垣市、会長:田ロ義隆 セイノーホールディングス株式会社 代表取締役社長)と連携を開始。田口福寿会の奨学金制度を利用する若者に、ユキサキチャットを案内し早期相談につなげます。

[画像1: https://prtimes.jp/i/53323/15/resize/d53323-15-13d19a2391f409dd6d08-0.png ]


背景と目的

公益財団法人田口福寿会の運営する「夢奨学金」は、岐阜県在住で児童養護施設等に入所中または退所された方で、国内の大学等に進学される方が対象となっています。

2021年に厚生労働省から公表された児童養護施設等を退所した若者の実態調査(※)では、退所前後で生活費や学費など金銭的な不安等が継続していることが伺え、退所後の5人に1人が収入より支出が上回る「赤字」の状況であると報告されています。※「児童養護施設等への入所措置や里親委託等が解除された者の実態把握に関する全国調査」

D×Pが運営するLINE相談ユキサキチャットを介して行なう現金給付や食糧支援の希望者の多くは、児童養護施設出身の若者など何らかの理由で家族に経済的に頼れずひとり暮らしをしています。

今回の連携により、田口福寿会より奨学金を受ける学生に在学中・卒業後に進路やお金など生活の相談ができる場としてユキサキチャットを案内し、相談先の周知と早期相談につなげます。



【ユキサキチャットとは】


[画像2: https://prtimes.jp/i/53323/15/resize/d53323-15-2a1a14a77aa0756cb9c8-1.png ]


13~19歳に向けた進路・就職相談サービス。LINEを使い気軽に相談することができます。コロナ禍においては、困窮状態にある15歳~25歳までに対象者を広げ食糧支援や現金給付を行いながら相談者の生活の安定をサポートしています。

ユキサキチャット:https://www.dreampossibility.com/yukisakichat/


【認定NPO法人D×P 理事長 今井 紀明より】

ユキサキチャットに相談を寄せる若者たちは、親や家族に頼ることが難しく、生活のなかでの悩みを相談できる人が少ない状況があります。学費のサポートをする公益財団法人田口福寿会と連携することで、困難な状況になりやすい若者へ相談先を周知することができます。NPOと奨学金制度を運営する団体が手を組むことで経済面と心理面から、若者の学びを支えていけると幸いです。


[画像3: https://prtimes.jp/i/53323/15/resize/d53323-15-18014730699663631f2b-2.jpg ]


認定NPO法人D×P(ディーピー)


[画像4: https://prtimes.jp/i/53323/15/resize/d53323-15-bdea90448705cf9d95d3-3.png ]

認定NPO法人D×P(ディーピー)は、不登校・中退・経済的困難など、さまざまな境遇にある10代の孤立を解決するNPO。学校とLINE相談で10代と出会い、困った時に頼れる人とのつながりをつくります。定時制高校では、高校生と社会人が対話する授業や校内居場所事業を実施。LINE相談事業「ユキサキチャット」は全国から相談を受け付けています。コロナ禍では、困窮する10代へ食糧支援・現金給付を実施しています。

公式WEBサイト:https://www.dreampossibility.com/supporter/

※D×Pは、2015年6月8日付で、D×Pは大阪市の認定を受けた「認定NPO法人」です。
認定NPO法人とは、活動内容が適正であるとして各自治体から認定をうけた団体のことを指し、認定NPO法人へご寄付は税控除の対象となります。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ