台湾で最も多くのオリジナル漫画作品を出版する蓋亞文化の海外拠点を、Culture Weaver合同会社内に設立、単なるライセンス関係を超えた海外企業とのコラボレーション体制を強化する

漫画をはじめとしてコンテンツビジネスの国際的な展開を支援するCulture Weaver合同会社(代表社員:平柳竜樹、本社所在地:東京都豊島区、以下:Culture Weaver)は、数多くの台湾オリジナル作品を出版する蓋亞文化有限公司(英文社名:Gaea Books Co., Ltd.、董事長:陳常智、本社所在地:台北市大同區、以下:蓋亞文化)との緊密な業務提携の一環として、蓋亞文化にとって初の海外拠点となる「蓋亞文化東京オフィス(蓋亞文化東京辦公室)」を社内に設立しました。同オフィスの代表は、Culture Weaver代表社員の平柳竜樹が務めます。


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蓋亞文化東京オフィスの設立背景と目的
日本と台湾の文化交流を促進、互いの強みを活かすことで、双方のエンタテイメント産業に新たな息吹をもたらすことを目的としています。特に台湾では、高い画力を誇るクリエイターが多数活動している一方で、定期連載を支える漫画編集の環境が日本のようには整備されていないという課題があります。このため、蓋亞文化東京オフィスでは、日本の出版社やスタジオとの協業を通じて、編集力の向上とクリエイティブな才能の発掘に力を注いでいく予定です。また、台湾で人気を博している現地オリジナル作品の海外展開を推進し、台湾の出版界のさらなる成長を目指します。

蓋亞文化東京オフィスの具体的な役割
台湾の作家や作品に関するプロモーション

日本国内の出版社やスタジオとの連携強化

台湾と日本の文化交流企画

日本国内からの各種問い合わせ窓口


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蓋亞文化漫画部編集長 李亞倫
<コメント> 読者の主力が紙媒体からデジタルに移り、伝播速度がさらに速く広範囲になりました。スマホ閲覧に適したウェブトゥーンが急拡大し、漫画(MANGA)、ヨーロッパコミック(BD)、アメコミなどと肩を並べる主流漫画創作形態の一つになっています。
しかし、時代がどのように変わろうとも、創作形態が何であれ、核心はいかに良い話を語るかにあります。蓋亞文化東京オフィスのサポートにより、台湾の素晴らしいストーリーがより遠くまで届けられることを期待し、日本の出版業界との協力交流を通じて、より活発に魅力的な漫画を創作できることを期待しています。

蓋亞文化東京オフィス代表 平柳竜樹
<コメント> 前職で、蓋亞文化の漫画作品を翻訳出版していた頃から、台湾と日本の架け橋として、より深い協業ができたらと考えていました。この度、ようやくその思いが叶い、蓋亞文化との業務提携、並びにその一環として東京オフィスを開設することができました。心より感謝申し上げます。かつて日本で海外コミックといえば、その多くがアメコミかBDという状況でしたが、現在は様々な出版社から台湾漫画の日本語版がリリースされるようになり、台湾作品の注目度は確実に高まっています。
翻訳出版にとどまらず、日本の原作を元に台湾でイラストを完成させる協業作品や、日本の漫画編集者と台湾の漫画家による新しい作品も次々と生まれており、台湾と日本における漫画交流のステージは確実に進化しています。このような中で、蓋亞文化東京オフィスが、エンタテイメントビジネスにおける様々なニーズに応え、文化交流の新たな1ページを編むことができれば幸いです。日本の業界関係者のみなさま、お気軽にお声がけください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

<プロフィール> 東京、香港、ソウルなどで投資、経営、新規事業開発の現場で経験を積んだ後、電子コミックの制作・流通・プラットフォーム運営を手がける企業に2009年から参加。日本の電子コミック創世記から、電子版の売上が紙版を凌駕する時期を経営メンバーとして経験しました。
2013年ごろから国内事業の運営に携わりながら、海外事業をゼロから立ち上げ、日本の漫画作品を海外に展開すると同時に、海外コミックの日本展開も多数手掛けました。2021年からはCulture Weaver合同会社の代表として、日本企業の海外戦略をサポートする一方で、東アジア、東南アジア、北米、欧州の企業や教育機関と連携し、漫画文化の国際交流と発展に関わっています。

蓋亞文化東京オフィスについて
中文表記:蓋亞文化東京辦公室
英文表記:Gaea Books Tokyo Office
所在地:東京都豊島区東池袋3丁目1番1号 サンシャイン60(45階)Culture Weaver合同会社内
代表者:平柳竜樹

蓋亞文化有限公司 会社概要
社名:蓋亞文化有限公司
所在地:台北市大同區承徳路二段75巷35號
設立:2001年3月
代表者:董事長 陳 常智
事業内容:蓋亞文化は、台湾のクリエイターを中心に、台湾オリジナル作品の出版及び著作権マネジメントを行っています。出版ジャンルには、ファンタジー、サスペンス、推理、武侠などのライトノベル、漫画、小説をはじめ、そのほか台湾の歴史文化に関連する書籍があります。これまでに50作品以上がヨーロッパ、北米、中国大陸、日本、韓国、東南アジアなどで翻訳出版され、多くの作品が映像化、ゲーム化などの2次展開についても進んでいます。出版作品は台湾で金漫獎(金漫賞、Golden Comic Awards)や台北國際書展大獎(台北国際ブックフェア大賞)などを受賞し、海外でも日本外務省が主催する「国際漫画賞」を数回受賞しています。
作家や漫画家は多様で、マスタークラスのクリエイターから、ベストセラー作家、創造性豊かな新進気鋭の作家まで、台湾のあらゆる世代を横断しています。
2019年には複合型の書店ブランド「基地書店(Basisbooks)」を設立し、台北市華陰街には台湾オリジナル漫画をテーマにした台湾唯一の漫画専門書店「漫畫基地店」を、台北市赤峰街には台湾の記憶に関連するイメージと書籍をテーマに「奎府聚書店」をオープンしています。両書店ともに様々な講演活動や飲食サービスを頻繁に行っています。
URL:https://www.gaeabooks.com.tw/

Culture Weaver合同会社 会社概要
社名:Culture Weaver合同会社
所在地:東京都豊島区東池袋3丁目1番1号 サンシャイン60・45階
設立:2019年9月
代表者:代表社員 平柳竜樹
事業内容:Culture Weaverは、漫画出版社の海外戦略を支援するコンサルティングを中心として、同分野の教育やアウトソーシングサービスも提供しています。コンサルティングサービスでは、海外事業部の立ち上げや組織強化の支援、戦略立案、人材育成、社内ツールの整備を行っています。教育分野では、韓国での研修を含むWebtoonプロデューサーやディレクターの育成、日本での実習を通じた海外漫画家や編集者の育成にも力を入れています。
また、Webtoonや漫画作品のカラーリング、エフェクト工程などのアウトソーシング事業も手掛けています。さらに、台湾全土の高校大学によるイラスト・漫画コンテストの企画運営や、日本の漫画作品を原作とした海外での映像化プロジェクトなどもサポートしています。
URL:https://culture-weaver.com/

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