12日、日本サッカー協会は、U-22日本代表が7月にウズベキスタンへの遠征を行うと発表した。タシュケントでサウジアラビア、ウズベキスタンのU-22代表との親善試合を戦う。

大岩剛監督は「いよいよ2028年ロサンゼルスオリンピックを目指すチームが始動します。今回の遠征でいろいろなことを経験することにより、選手個人はもちろんのこと、チームとして成長につながると考えているので、いろいろなことに積極的にチャレンジしていきたいと思います」とコメントしている。

そうしたなか、韓国の『Daum』は「韓国、またもや後れを取る。日本サッカー、早くもロス五輪モード」と伝えていた。

「日本サッカーが、3年後に開催されるロス五輪出場を目指して本格的に始動した。1年以上も監督が決まっていない韓国サッカーとは対照的な動きだ。

ロス五輪の男子サッカーは出場数が16チームから12チームに削減された。これにより、アジアサッカー連盟に割り当てられるチケット枚数は3枚から2枚未満に減少する見込み。

五輪出場の可能性はさらに低くなることは必至。これに備えて、日本はアジアのU-23代表の中でもトップクラスを誇るサウジアラビアとウズベキスタンとの親善試合を企画した。

一方、韓国サッカー協会は、ファン・ソンホン監督が退任して以降、1年以上も新監督を見つけられずにいる。その結果、ロス五輪モードはまだ発動していない。

暫定監督体制のU-23チームは、3月に行われた親善試合でベトナムと引き分け、中国に敗れたため、サッカーファンから強い批判にさらされた。そのため、一刻も早い監督人事が急がれている。

韓国が日本サッカーから一歩遅れていることは否定できない。韓国が監督を探している段階で、日本は『五輪のメダル』を謳っている。日本代表の森保一監督は、『五輪チケットが減っても、日本サッカーの成長の大きな障害にはならない 』と自信を見せている」

U-23韓国代表は2024年のパリ五輪予選もかねていたU23アジアカップで準々決勝敗退となり、40年ぶりに五輪出場を逃した。

2028年のロス五輪では男子サッカーの出場国数がこれまでの16から12に減るため、予選はより熾烈になる。韓国国内では日本より準備が遅れていると懸念されているようだ。

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