ベルギー1部のヘントに所属する日本代表DF渡辺剛。
28歳のセンターバックは日本人として最強レべルの空中戦の強さを持ち、昨季のクラブ年間MVPに選ばれるなどベルギーでの地位を確立してきた。
そうしたなか、オランダ大手紙『De Telegraaf』は、フェイエノールトとヘントは、渡辺の移籍について大筋合意に達したと報じた。
現在、日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトはオランダの名門クラブだ。
「守備的補強を何度も試みたものの失敗に終わったフェイエノールトだが、ついに解決策を見出した。
ロッテルダムのクラブは、渡辺の移籍でヘントと大筋合意に達し、まもなく契約が締結される見込みだ。
フェイエノールトは月曜日に1週間のトレーニングキャンプのため南ドイツへ出発し、近いうちに渡辺を迎え入れたいと考えている。彼はEU域外選手であるため、労働許可証を申請する必要があるため、それが実現可能かどうかはまだ分からない。
渡辺はデ・カイプ(フェイエのホームスタジアム)でプレーする4人目の日本人選手となる。今世紀初頭のトレンドセッターは小野伸二だった。
その後、宮市亮と上田が続いた。上田は今もフェイエノールトでプレーしているが、ロッテルダムでは目立った活躍を見せておらず、今夏に退団する可能性がある」
守備陣の補強を迫られているフェイエノールトは渡辺との契約が決定的になったとのこと。
一方、上田に退団の可能性があるとも伝えており、今後の去就が注目される。