東アジアE-1選手権で2連覇を成し遂げた日本代表。

15日に行われた地元韓国戦に1-0で勝利し、史上初の日韓戦3連勝も達成している。

今大会のメンバーはJリーグ選手たちで構成されていたが、この夏も何人もの日本人Jリーガーが欧州リーグへ移籍している。

そうしたなか、韓国の『Daum』は、「日本人選手のヨーロッパへの『大量移籍』が続く一時的な現象ではなく、組織的な取り組みの結果」と伝えていた。

「今や日本はアジアを越えてヨーロッパの舞台でも『人気の供給源』としての地位を確立した。有望な日本人選手の相次ぐ欧州移籍の背景には、戦略的なシステム化がある。

Jリーグの強豪チームは、早くからユースとトップチームを繋ぐピラミッド型育成システムを構築し、『輸出リーグ』としての価値を高めてきた。これは、短期的な成績ではなく、長期的な欧州進出を重視した育成・運営戦略の成果。

何よりも、欧州のビッグクラブからの需要が高まっている。日本選手たちの成功事例が続き、アジア選手に対する認識が変わったのだ」

一方、韓国の『jayupress』は、日韓戦3連敗についてこう伝えていた。

「時代遅れな韓国の『たわごとサッカー』。

ホン・ミョンボ督率いる韓国代表は、15日のE-1で宿敵・日本に再び敗れた。

この日の試合は屈辱そのものだった。序盤に失点を喫した後、いわゆるブラフサッカーを繰り返した。

有機的な戦術や緻密なプレーはなく、有効シュートはわずか1本だったという事実をどう捉えればいいのか。

社会の雰囲気も変わらない。誰もが無関心だ。技術で日本に負けるという敗北主義的な雰囲気だ。かつて韓国が日本に敗れた時は、大騒ぎだった。

テレビのキャスターたちは『韓国サッカー、恥辱の日』『韓国サッカーは国民に対して大きな罪を犯した』とこぞって批判した。韓国サッカー協会会長が頭を下げて国民に謝罪したのも当然のことだった。

日韓戦で最も恐ろしかった圧力は、意外にもイ・スンマン大統領の口から出た。

『日本に負けたら、帰国せずに対馬海峡に飛び込め』

これは1954年W杯予選の出国式での発言。解放後初の日韓戦で、結果は5-1で勝利(試合が行われたのは東京)。もちろん、国民全体が歓声を上げた。その記憶を思い起こすと、今回の敗戦は本当に悔しい。

1990年代以前は、日本サッカーは我々の餌食だった。日本では『プロサッカーリーグを持つ韓国に比べ、日本はまだ産業サッカーリーグだ』と嘆かれていた。実際、日韓戦の通算成績は81試合で42勝16敗(23分)と、韓国が圧倒的ながら、現状では崩壊しつつある。なぜか。

ミクロレベルでは、1993年のJリーグ創設以来、日本の奮闘は無視できない。彼らは我々の2~3倍もの資金をサッカーに費やしている。我々とは正反対だ。韓国サッカー協会は『ひどいサッカー行政』を敷き、まだ証明できていないホン・ミョンボ監督は国民の敵となっている。

韓国サッカーは後退を余儀なくされているが、これでいいのか。 正直に言って、ライバルである日本に完敗し、無力感と途方に暮れている。

サッカー自体が問題なのではない。もしかしたら、これは1990年代から後退を続けている韓国のメタファーなのかもしれない」

日韓の立場が逆転したことを憂いているようだ。

日本と韓国は、9月~10月にメキシコ、アメリカ、パラグアイと同じ相手と対戦することになっており、そこでも比較されそうだ。

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