5月20日にデンマーク1部ブレンビーからブンデスリーガ・SCフライブルクへの移籍が発表された日本代表MF鈴木唯人。

2025-26シーズンのブンデスリーガ開幕も近い今、加入後の5月24日に『BuliNews』で公開された鈴木に関する記事を紹介する。

当メディアは新加入の鈴木について知るため、ブレンビーに関するニュースサイトの編集長兼オーナーであるトケ・テイラード氏にインタビューを行った。

鈴木は2023年11月に当時J2の清水エスパルスからブレンビーに加入し、69試合出場23ゴール15アシストを記録した。

テイラード氏は「彼は(フライブルクで)攻撃のクオリティを大幅に上げるだろう。彼はデンマーク・スーペルリーガでプレーした中で最も技術的に恵まれた選手の一人であり、過去2シーズンで重要なゴールとアシストに何度も貢献している」と語った。

また、鈴木の持ち味について「彼を特別な存在にしているのは、ボールを持った時のスピードです」と語り、ボールを狭いエリアでも容易に失わないスキルやゲームメイキング能力、フィニッシャーとしてのレベルの高さを評価した。

一方で、175㎝という身長は欧州では際立ったものとは言えず、フィジカルがより求められる試合では苦戦することがあるだろうと述べ、長所が活かせない試合でできることを増やす必要があると語った。

次に、ピッチ外での人間性について「彼はとても謙虚で、地に足の着いた男です」とその勤勉さを評価。欧州の試合ではダーティなプレーを多く選択する必要があることも含めてよく欧州サッカーを吸収しており、チームメイトの間でも好かれているとのこと。

最後に、鈴木の潜在能力について「彼は遠くまで行けると思います。フライブルクに敬意を表しつつ、彼のキャリアがそこで終わるとは思えない」とコメント。「彼は欧州サッカーで最高レベルのレギュラー選手になると思います」と太鼓判を押した。

2025-26シーズンのブンデスリーガは8月23日(日本時間)開幕。

鈴木が所属するフライブルクは23日、ホームのオイローパ=パルク・シュタディオンでアウクスブルクと対戦する。

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