第56回全国中学校サッカー大会は22日、決勝戦が宮崎県のいちご宮崎新富サッカー場で行われた。

全国中学校体育大会の一部として開催され、「全中」の略称でも知られる、中学校サッカーの日本一決定戦。

台風12号の影響が心配されたが(中止の場合は両校優勝)、無事に行われた注目の決勝、結果は以下の通りとなった。

第56回全国中学校サッカー大会 決勝

日章学園中学校(宮崎県) 0-4 静岡学園中学校(静岡県)

5度目の優勝を目指す地元日章学園と、2度目の優勝を目指す“サッカー王国の雄”静岡学園による決戦。

試合は序盤から静岡学園がペースを握り、前半こそスコアレスで折り返したものの、後半になると静岡学園の得点力が爆発する。

後半4分に西谷朱雀のゴールで先制すると、その後さらに3点を追加。守っても地元の熱い応援を受ける日章学園を相手にクリーンシートを成し遂げた。

準決勝で大会2連覇中の神村学園を下した静岡学園が、決勝でも4-0の快勝を収め、16年ぶりの優勝を達成。

静岡県勢の優勝は、2022年大会の浜松開誠館以来3年ぶり。この時は決勝が「静岡対決」となり、静岡学園が1-4で敗れ準優勝に終わっていただけに、今回そのリベンジを果たした格好となる。

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