今月3日、リヴァプールのポルトガル代表FWディオゴ・ジョタは、スペインのサモラで乗車するランボルギーニが大破する事故により、同じくサッカー選手だった弟アンドレ・シウヴァとともに死亡した。

リヴァプールで日本代表MF遠藤航ともチームメイトだった28歳スターの突然の訃報は、大きな悲しみとショックをもたらしている。

ポルトガル代表で同僚だったジョアン・カンセロとルベン・ネヴェスは、アル・ヒラルの一員として4日にFIFAクラブワールドカップ準々決勝フルミネンセ戦を戦ったが、試合前にジョタへの黙祷が捧げられると思わず涙していた。

ジョタと同じ28歳であるネヴェスは、クラブチームでも同僚だった間柄で、このようなメッセージもSNSに綴っている。

「どこにいようと、君がこれを読むことは間違いない。僕たちはあんなにバカなことはしたことがなかったし、今は少し後悔しているかもしれない。

でも、君が僕にとってどんな存在なのか、僕が君にとってどんな存在なのか、君は分かっている。僕が君にとってどんな存在なのかもね。

友達以上の存在、僕たちは家族だ。君が僕たちから少し離れた場所で契約を結んだからといって、僕たちはこれからもずっと家族であり続ける。

僕が代表チームに行っても、君は食卓で、バスで、飛行機でいつものように、いつも一緒にいてくれる。これからも笑い合い、計画を立て、人生を分かち合う。

君が遠く離れていても、僕たちのことを思い、待っている間、僕は君がいつもそばにいてくれるようにする。君の家族が何一つ欠けることなく過ごせるように。

人生は僕たちを結びつけた。そして僕らを引き離すことはできない。僕らは一緒に素晴らしいことを成し遂げてきた。まだ達成すべきことはたくさんある。でも、僕たちはきっと成功できる。

今日から君は僕と一緒にピッチへ足を踏み入れ、出会ったあの舞台でともに歩んでいく。愛してるよ」

「ジョタの遺族が何一つ不自由しないように全力を尽くすと保証した」とポルトガルメディアは伝えている。

なお、2人が所属するサウジアラビアのアル・ヒラルは1-2で敗れて、大会敗退が決まっている。

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