2002年の日韓大会以降、W杯の舞台から遠ざかっている中国。
12日に行われた東アジアE-1選手権の日本戦には0-2で敗れた。
低迷が続く中国代表だが、複数の中国メディアによれば、国内企業と新たなスポンサー契約を結んだという。
2030年W杯出場を目指す中国代表チームは、中国の企業グループ『BYD(比亜迪)』と5年総額7500万元(15.5億円)の契約を結んだ。
BYDが焦点を当てる中国代表のプロジェクトには、男女各年代の代表チームに加え、5人制サッカーやビーチサッカーの代表チームも含まれるという。
『BYD』はこれまでEUROなどサッカーの国際大会への投資を行ってきたが、近年その動きを強化している。
イタリアの名門インテルとの提携にも合意し、公式カースポンサーになる準備も進めているという。さらに、BYDは中国のサッカー少年100人とコーチたちをドイツに派遣する試みも実施しているそう。
グローバル化はBYDにとって現在重要な課題であり、今回のスポンサー契約を通じて、中国サッカー界に大きなインパクトを与え、その発展に貢献したいと考えているとのこと。