FIFAクラブワールドカップ2025(クラブW杯)の決勝トーナメント1回戦で、世界的強豪のイングランド1部マンチェスター・シティを4-3で破ったサウジアラビア1部アル・ヒラル。
“オイルマネー”による潤沢な資金力を誇る中東の雄は、勝利ボーナスの金額もとてつもない。
サウジアラビアメディア『アッリヤディーヤ』によると、アジアのチームとして初めて欧州のチームに勝利したアル・ヒラルの選手たちには、クラブからトップチームの全員に一人200万リヤル(約7600万円)の破格のボーナスが与えられるという。
同クラブは2023年にサウジアラビアの政府系ファンド『パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)』がクラブの75%の株式を買い取り、一国の国家予算規模の資金を調達。その後、ブラジル代表FWネイマールを獲得するなどして世界中を驚かせた。
今夏にアル・ヒラルの新指揮官に就任したシモーネ・インザーギ監督は、年俸3000万ユーロ(約49億円)で契約したとも伝えられており、同クラブにとって1億円弱のボーナスは特別大きな出費ではないのかもしれない。
なお、アル・ヒラルは現地時間4日午後3時からブラジル1部の強豪フルミネンセと準決勝進出をかけて対戦する。