スペインメディア『Mundo Deportivo』は17日、昨年12月に交通事故で大腿骨4カ所を損傷したウェストハムFWミカイル・アントニオが約6カ月ぶりに公式戦に復帰したと伝えた。

現在35歳の同選手は、自身が乗っていたフェラーリを大破させる大事故を起こした後、手術を受けて3週間ほど入院。

アントニオは退院直後に「生きていることに感謝します」と話していた。

全治1年以上とされていた同選手だが、17日に行われたCONCACAFゴールドカップ・グループCのグアテマラ戦に、ジャマイカ代表として後半40分に途中出場。当初の復帰見込みより半年ほど早く公式戦復帰を果たした。

当初は現役引退もささやかれていたアントニオは、今後もサッカー選手としてのキャリアを続けられるようだ。

なお、この試合でジャマイカは得点を挙げられず、グアテマラに0-1で敗れた。

アントニオとウェストハムの契約は今月30日で契約が切れる。ロンドンのクラブはアントニオのサポートを「絶対的な優先事項」としているため、適切な時期が来るまで同選手の去就については正式な決定を下さないと明らかにしている。

編集部おすすめ