アジア最強クラブを決めるトーナメント、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)。
川崎フロンターレは1日の準決勝でサウジアラビアのアル・ナスルと対戦する。
アル・ナスルはクリスティアーノ・ロナウドらを擁する金満チームで、準々決勝では横浜F・マリノスを4-1で撃破している。
川崎とサウジをよく知る人物といえば、元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスだ。
2024年9月まで川崎でプレーした彼は、2019年と2021年にはサウジのアル・ヒラルでACL優勝も経験している(アル・ヒラルは今大会でもベスト4進出)。
そのゴミスは、現在、サウジに滞在しており、渡航してきた川崎の元チームメイトやサポーターとの対面を喜んでいた。
「我が故郷のサウジアラビアに川崎フロンターレを迎えることができること、サウジのホスピタリティを体験してもらえることは誇らしい!
一緒にピッチに立てなくても、心がこのチームから離れたことはない。同じ情熱をもってスタンドにいるし、応援して、さらなる高みへと押し上げる。いくぞ、川崎!」
ただ、『Kooora』によれば、ゴミスは、川崎対アル・ナスルの準決勝について、「アル・ナスルが勝つだろう。なぜなら、彼らはより優れた選手たちを擁しているからね」と予想していたそう。
実際、『Transfermarkt』による選手の市場価値では、川崎が1528万ユーロ(24.7億円)なのに対して、アル・ナスルは1.7568億ユーロ(285億円)と10倍以上。
アル・ナスルが有利と見られているはずだが、それだけに川崎には意地を見せてほしいところだ。