今季からイングランド2部を戦うバーミンガム・シティ。

現在日本代表経験もあるMF岩田智輝、FW古橋亨梧、MF藤本寛也ら3人の日本人選手が所属しているが、韓国代表の中心選手の獲得にも関心を示しているという。

『Football Asia』によると、バーミンガムはイングランド・プレミアリーグのウォルヴァーハンプトンに所属する韓国代表FWファン・ヒチャンを獲得のトップターゲットにしていると伝えた。

現在29歳のファンは、これまでプレミアリーグ107試合に出場して22得点を挙げているが、昨季はリーグ戦22試合の出場でわずか2得点にとどまった。

それでもバーミンガムは、韓国代表FWのイングランドでの実績と前線での多彩な才能を高く評価しており、理想的な選択肢と考えているそうだ。ウルヴスは同選手を売却リストに載せており、今夏チームを離れる可能性は高い。

同メディアによると、バーミンガムは韓国1部全北現代の韓国代表FWソン・ミンギュの獲得にも関心を寄せており、ファンの獲得が失敗した場合のプランBとして考えている。

先日、J1京都サンガの日本代表FW原大智の獲得の報道もあり、バーミンガムが前線に東アジア出身の選手を獲得したい意思があることは間違いなさそうだ。

同クラブは昨季、岩田と韓国代表MFペク・スンホのボランチコンビが躍動し、同リーグで優勝・2部昇格を果たした。

二人のアジア人選手の活躍で東アジア出身の選手が即戦力として計算できることが証明されただけでなく、今後長期的な商業的利益をもたらす可能性がある点も、現在バーミンガムが複数人の日本人・韓国人選手の獲得を目指している大きな理由だ。

イングランドの古豪復活へ、今季はアジア人選手の活躍が鍵になる。

編集部おすすめ