現在日本人DFの常本佳吾が所属しているスイス・スーパーリーグのセルヴェットFCが、さらなる日本人選手の獲得に動いているようだ。
『4-4-2』が伝えたところによれば、セルヴェットのスポーツディレクターを務めているレネ・ヴァイラー氏は現在鹿島アントラーズの田川亨介と師岡柊生に注目しており、ローン移籍に買い取りオプションを付けた形での獲得を検討しているそう。
ヴァイラーSDは2022年に鹿島アントラーズの監督を務めていた経験があるため、Jリーグの市場に詳しい人物。
セルヴェットでは2023年から指揮官を務めていたものの、昨年夏に退任してスポーツディレクターに転身し、現在はクラブの強化に関わっている。
今シーズン限りで27歳のFWデレク・クテサがAEKアテネにフリーで移籍することが決まったため、クラブはストライカーの補強が急務になった。
そのためかつて指揮をとっていた鹿島アントラーズでプレーしている田川と師岡をピックアップし、この夏のマーケットでの補強を検討しているとのこと。
なお、セルヴェットは今季のレギュラーシーズンを2位で終え、プレーオフでもUEFAチャンピオンズリーグ予選出場圏内を維持している。
24日に行われるローザンヌ戦で敗れても4位以下に転落する可能性はなく、3位になってもUEFAヨーロッパリーグ予選への出場権は獲得できる状況だ。
そのため選手層の増強は必要な状況にあり、ヴァイラーSDがよく知っているJリーグの選手を数人ピックアップしているようだ。