第56回全国中学校サッカー大会は21日、準決勝2試合が宮崎県のひなた宮崎県総合運動公園で行われた。
全国中学校体育大会の一部として開催され、「全中」の略称でも知られる、中学校サッカーの日本一決定戦。
第56回全国中学校サッカー大会 準決勝
日章学園中学校(宮崎県) 4-1 駒場東邦中学校(東京都)
神村学園中等部(鹿児島県) 0-1 静岡学園中学校(静岡県)
地元宮崎の日章学園と“超進学校”駒場東邦の一戦は、雷で試合が中断するアクシデントがあったが、再開直後の前半11分、コーナーキックから日章学園が先制する。
後半に入っても日章学園の攻勢は続き、3ゴールを追加。後半30分に駒場東邦も一矢を報いるが反撃はここまでに終わり、地元の熱い声援を受けた日章学園が2年ぶりの決勝進出を決めた。
もう1試合、神村学園と静岡学園の強豪対決は、0-0で迎えた後半22分、パスで中央を切り崩した静岡学園が北村岬輝のゴールで先制。
この1点を守り切った静岡の雄が、大会2連覇中の神村学園を下し、3年ぶりの決勝進出を果たしている。
この結果を受け、明日22日(金)に行われる決勝の対戦カードは以下のように決まった。
第56回全国中学校サッカー大会 決勝
日章学園中学校(宮崎県) vs 静岡学園中学校(静岡県)
日章学園と静岡学園による決勝戦は、J3テゲバジャーロ宮崎のホームスタジアム「いちご宮崎新富サッカー場」で開催。
日章学園が勝利すれば6年ぶり5回目、静岡学園が勝利すれば16年ぶり2回目の大会制覇となる。