リヴァプールで日本代表MF遠藤航とともにプレーしていたポルトガル代表FWディオゴ・ジョタは、3日にスペインで起きたランボルギーニが大破する事故により、弟アンドレ・シウヴァとともに死亡する悲劇に見舞われた。28歳のジョタは結婚披露宴をしたばかりでもあった。

代表でともにプレーしてきたクリスティアーノ・ロナウドは、「理解できない。ついこの間まで代表チームで一緒にいたし、結婚したばかりだった。ご遺族の皆様、奥様、そしてお子さんに心からお悔やみ申し上げる」と悲痛な思いをSNSに綴っていた。

ポルトガル紙『A Bola』によれば、ロナウドはジョタの葬儀には姿を見せなかったという。不在だった理由についてはこう伝えている。

「ロナウドは、ジョタとシウヴァ氏の葬儀を欠席した。故人の遺族にさらなる迷惑をかけることになるメディアの騒ぎを避けるためだ。

ロナウドは、関係者と連絡を取り、これが最善の選択肢であると合意したという。

40歳のストライカーが葬儀に不在だったことは、SNS上で激しい議論を巻き起こした。ロッカールームのリーダーとしての役割から不在には批判の声が多く寄せられたが、最終的には支持が優勢になった。

それは世界的なスターである彼の存在は、最大限の配慮が求められる時期に過度の注目を集めることになり、有益というよりむしろ有害であるというものだ。

ロナウドはジョタの両親と未亡人ルーテと話し合い、常に寄り添うことを約束した」

自分が葬儀に参列することで周囲に迷惑がかかると考えたロナウドは、自重したようだ。

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