川崎フロンターレからプレミアリーグのトッテナムへ移籍した日本代表DF高井幸大。
身長192cmを誇る20歳の大器は、Jリーグ史上最高額となる500万ポンド(9.8億円)で引き抜かれたとされている。
昨季リーグ戦では17位に終わったトッテナムだが、UEFAヨーロッパリーグで優勝したため、来季は欧州最高峰の戦いであるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場できる。
ただ、CLのトップチーム選手登録数は25人に制限されており、『footballinsider』は、高井がCL登録から外れる見込みと伝えている。
「トッテナムの新戦力である高井は、トーマス・フランク監督のCLメンバーから外れる可能性が高いと報じられている。
高井は日本代表として4試合に出場しているが、プレミアリーグやCLへの適応は困難を極めるだろう。
フランク監督は、来シーズンに向けて現チームからどの選手を放出するかを決めるという課題も抱えている。
トッテナム担当記者は、退団はしないものの、CL登録から外れうる選手について「それはフランク監督次第だが、高井やルカ・ヴスコビッチのような新たな若手DFの1人か2人が該当するかもしれない。後者の場合、複数のクラブがローン移籍の決定を待っているため、その状況次第」と述べた。
高井は、CLでプレーする機会を楽しみにしており、欧州コンペティションに出場できないことに失望するだろう。
しかし、20歳の彼は7月5日まで日本のJリーグでプレーしていた。現在は、日本のトップリーグとプレミアリーグの大きな差を埋める任務に直面しており、CLの責任が加われば、さらに困難になる可能性がある。
トッテナムは元川崎フロンターレの選手に可能性を見出しており、彼が既に代表チームのメンバーに選出されている事実が、その能力をさらに裏付けている。
高井はライバルたちとの競争の中でキャリアがまだ比較的初期段階にあるため、CLの出場機会を逃しても落胆する必要はない」
まだ欧州への適応段階にあるため、CL登録から外れても失望する必要はないとのこと。
なお、プレミアリーグにも25人制限があるが、高井は21歳以下の枠で登録される見込みとされている。