パリ五輪代表のMF川﨑颯太(23)がドイツ1部のマインツへ期限付き移籍する。所属する京都サンガF.C.とマインツが9日に発表した。
川﨑は、京都の下部組織から2020年にトップ昇格。これまでJリーグ通算166試合13得点を記録しており、2023シーズンからは主将を務めていた。
またU-23日本代表としてパリ五輪のメンバーに選ばれ、3試合に出場している。
先日にはE-1選手権に臨む日本代表に初選出されていた。
しかし急転直下、海外移籍のために辞退することが6日に発表され、今回、マインツのリリースでも「日本代表デビューよりもマインツへの移籍を選んだ」と記載されている。
マインツには過去、岡崎慎司、武藤嘉紀が在籍しており、昨夏からは佐野海舟がプレーしている。川﨑は同じポジションの佐野とチームメイトとなる。
川﨑は京都のリリースで、「本当に京都サンガF.C.、京都の街にお世話になりました。全ての方々に結果や明るいニュースで恩返しできるよう全力で戦ってきます!どこへ行っても京都サンガF.C.が大好きです!これからの京都サンガF.C.のさらなる発展を願っています!本当に今までありがとうございました!」とコメント。
また、マインツのリリースでは以下のように語っている。
「昨シーズン、マインツをフォローして試合を観ていましたが、攻撃的なプレースタイルやアグレッシブなプレッシングがとても気に入っています。これからマインツのユニフォームを着て、そのスタイルをピッチの上で体現できることにワクワクしています。
なお、買い取りオプション付きの期限付き移籍となるが、移籍の詳細については両クラブが非公開とすることで合意しているという。