スポルティングのギェケレシュ Photo/Getty Images
即戦力ストライカー補強へ
アーセナルがストライカー補強に動いた。選ばれたのはスポルティングでゴールを量産してきたスウェーデン代表ヴィクトル・ギェケレシュだ。
ギェケレシュは以前からアーセナル加入に前向きな姿勢を示しており、スポルティングとの契約に存在する解除条項も支払い可能な金額だったため、クラブはこのタイミングでの交渉に踏み切ったようだ。だが、それは単なる「代替案」ではなく、スポーツディレクターのアンドレア・ベルタ氏も「極めて野心的な補強だ」とその意義を強調しているという。
この移籍に対し、クラブOBで現在は解説者としても活動するマーティン・キーオン氏が『talkSPORT』で見解を述べた。今夏の補強について問われると、加入間近とみられるギェケレシュに最も注目すべきだと語った。
「このチームには大きな問題はないが、いくつかのポジションに補強が必要だった。特にケガが続いたストライカーについてはずっと求めてきたポジションだった。ギェケレシュは本当に頼りになる選手だ。ボールを預けられるし、キープ力もある。スピード、パワーも備えていて、ゴール前でも冷静だ。まさにアーセナルが必要としていたタイプの選手だよ」
そのうえでキーオン氏は「今はただ、ピッチで語るべき時だ」と述べている。
ギェケレシュはポルトガルでの2シーズンで公式戦102試合に出場し、実に97得点を記録した実績を誇る。